ミルドレッド・マスティン・ペイス著。清水雄次郎訳。弥呂久刊。
たきがはの好きなミイラの本です。ミイラの解包(包帯を解いて、中の遺体を暴く)とか、エジプト以外のミイラの話、エックス線でわかったことなどが前に読んだ本と違い、例によってすらすらと読みました。うーむ、何でこんなにおもしろいのだ、ミイラ。
メキシコのグアナフアトという町には自然に土葬された人もミイラ化してしまうため、ミイラ博物館というのがあるそうです。しかし、ネットで探してみたら、ミイラに服を着せたりやりたい放題らしいので、いくらミイラ好きでもそれはどうかと思う〜 自分のご先祖が客寄せパンダにされるのは気にしないのか、メキシコ人。
ミイラというとエジプトという感覚はもう古く、世界中にミイラがあります。日本にも藤原四代のミイラあるし。去年、中尊寺金色堂に行った時に見たかったのですが、見られなかったんだよなぁ。あれは公開してないんでしょうかねぇ? → 非公開だそうです。
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