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横山秀夫著。文芸春秋社刊。

とある地方紙の老記者の、思い出話と交錯する今の山登りの話。ラストでタイトルと、どうして現在と過去(日航機の墜落事件取材に携わった地元新聞社の1週間ほど)を交錯して描いたのか、わかるようになっとります。なるほど〜と手を打ちました。

北関東新聞社の記者、悠木は40歳になるのにいまだに現場に出る男。山仲間の安西と谷川岳の衝立岩に登るという約束をした日、彼らの地元、群馬県の山中に日航機123便が墜落し、世界でも類を見ない最悪の事故が発生した。局長の粕谷に日航機事件のトップを命じられた悠木は、社長派と専務派に分かれた幹部たちや、大事件に面して見違えるように変わっていく部下たちの狭間でどの記事を取り上げ、どの記事を捨てるかの決断を迫られる。それから17年後、谷川岳に再度挑んだ悠木は、安西の息子と登りながら、その当時のことを思い返すのだった。

構成も巧みで、多彩な登場人物も個性溢れてそれぞれに魅力的、初めて読んだけど、なかなかおもしろかったですね〜。新聞社の描写がリアルっぽいのは、作者が地方紙に在籍していたからでしょうね。これは話題になった「半落ち」とか、しばらく著作を追っかけてみるのもいいかも。ちなみに図書館で借りました。吉村昭さんの「休暇」と上橋菜穂子さんの「天と地の守り人」が読みたかったんですが、とりあえず見つかったやつを借りてきました。うちから歩いて30分くらい。散歩がてらにいいかもしれない。

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