少々展開が単調か。特にピンチらしいピンチもないし。わりとフェイスの出番が多かったぐらいすかね。
とあるカジノから帰る途中、バギーカーに乗った強盗に金をふんだくられて、マックス老夫妻はAチームを雇う。ハンニバルが賭け好きの叔父、フェイスがその甥に扮してカジノに行ったAチームはがっぽり儲けて、わざと襲撃を誘う。襲ってきたバギーカーを撃退したが、その動きは訓練されたもので、彼らの目的が単なる強盗でないことをハンニバルは見抜く。フェイスがカジノの女性オーナーを色仕掛けでくどき、彼女の電話からアジトを探るAチーム。そして、彼女がサソリというバギーカーの悪党集団の元リーダーの恋人であることを知って、フェイスはターニャからそのアル=ドリスコルという男の情報を得る。彼が近いうちにロスに移動し、検事に会うことも。アルの命が危ない。ハンニバルは一石三鳥の作戦を立てるのだった。
一石三鳥ちゅうのは、ドリスコル助ける、サソリを一網打尽、マックスたちが奪われた宝石とかを取り戻す、ちゅうことです。で、ハンニバル、サイコロ投げの才能もあるようですな。まさか、カジノでいかさまサイコロは使ってなかろ。ううむ、彼のように思うとおりの目が出せれば、昔、あんなことやこんなことや、できましたものを…(とほひめ。何を隠そう、たきがはは大学時代にゲームサークルにいて、知る人ぞ知る、伝説のカードゲーム、超人ロックにおおはまりだったのだ。うちのサークルの俺ルールは、キャラクターカードを混ぜて、参加者全員で1枚ずつ引く。全員でサイコロを振り合い、いちばん大きな目を出した奴がそのキャラでゲームをするか決める。このルールのおもろいところはロックがいるかどうかわからんということだ。いる時は4人いる可能性もあるが、いないことも多かったんで、ロード・レオンがGoodの味方、なんて展開も珍しくなかったなぁ。しかしGoodとEvilのバランスが悪いこともよくあるのが欠点だ)
閑話休題
しかし、最近、ハンニバルの他の3人に対する無茶っぷりが明らかというか顕著になってるなか、偽の護送車を運転してドリスコルを搬送しようとする運転手フェイス、わざと「囚人許可証」の期限切れを持って、「延長許可証」まで持ってて、ハンニバルに「やりすぎだ」とか言われてました。やはり調達のプロ、そこでハンニバルに負けるわけにはいきませんもんね。カジノのオーナー、ライラに薬で眠らされたかと思いきや、「薬飲むの見てた」ときたもんだし。女性のやることにはフェイスの視線は鋭いと見ましたよ、わしは。
モンキー、今回もおとなしめ。テレパシーだの宇宙人だの言ってておとなしいと言うかと言われるかもしれませんが、モンキーにはこれぐらいじゃ驚きませんよ、わしは。あ、でも、バンのタイヤを撃たれてかりかりしながら修理してるコングを宇宙だの持ち出してなだめようとするモンキーはいつものモンキーかもしれません。でもレンジ・ライダーとか見てると物足りないよね。キャプテン・キャブとか。モンキー・ボガートとか。
コングはなんちゅうても、ラスト、バスで逃げまわって銃撃戦、とうとうバスのタイヤをパンクさせられ、バギーカーに取り囲まれた時、丸腰で下りて、いきなり悪党をぶん殴ったところが最大の見せ場でねーかと。いや、銃を持ってそうな相手によくそんなことできるなと。喧嘩はコングの独壇場か。でもハンニバルも強いし。フェイスとモンキーはちと弱いが。
ターニャ、フェイスの情報収集だけかと思いきや、「空港まで迎えに来て」「だめ」と断られる(それもフェイスにだ)と自力でやってきて、改造バスの荷物置き場に潜り込み。あの、座席の下にあるやつです。しかも、ドリスコルを乗せて、出ようとしたら、守衛にチェックされ、なんですか、荷物置き場の天井にとっさにぶら下がったとか。大した腕力だな、ねーちゃん。でも、オープニングには出てこず、ゲスト扱い。ま、Aチームは4人揃ってのAチームですからね。
フェイスが制服が似合ってて格好いいなぁと思いました。たきがは、わりとつぼなんすよ。
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