前回で北の海に来たばかりなのに、もう「さらば」とは。まるで「Gガン」のシャッフル同盟のような速さだ。
北の海の支配者ミノータスを怒らせぬうちにトリトンとピピに南の海へ行くようプロテウスは言うが、ピピは納得しないばかりか、ミノータスの手下にさらわれてしまう。トリトンはピピを助けられるのか。ミノータスとの戦いは?
ええ、細かい展開はすっかり忘れておりますんで、たぶん、この後、ミノータスとの再戦があるんでないかと思うんですが、ぶっちゃけ、今のトリトンではミノータスにかなわんちゅうことで、あっさりプロテウスが捨て石に。うひゃ〜、シビアな展開。
しかし、前回であんなに敵と戦うことに悩んでいたトリトンが、いきなり「俺に任せとけ」って、適応速すぎなくね? 何だったんだ、あのトリトンの足下に血が広がる演出は。
しかし、以後、トリトンはトリトン族としてポセイドン族と戦うことを忌避しなくなっていくんである。むしろ、トリトンのその成長ぶりに追い着かない、ピピのがきっぽさがこれからの痴話喧嘩において、特に鼻につくっちゅう感じなんですけど。どうなのよ、これ、みたいな。
思うに、トリトンとピピの痴話喧嘩もそうなんだけど、「トリトン」って、演出としてなんか稚拙なところも目立つんだよな。痴話喧嘩は、52話のために話を延ばしたんだそうで、ところが視聴率があんまり伸びずに26話で打ち切られたから、最後の方は富野氏の独断でコンテ切ったとかあったそうで。うーん、痴話喧嘩なくせば、もっと視聴率伸びたような気もしますが。今だから言えることでもあるんでしょうが。
ふと思ったんですけど、オープニングにピピの姿がまったく出ず、トリトンとルカーだけって、なんか意味深なのかな〜? 戦うのはあくまでもトリトンとルカーだけで、イルやカル、フィンも出てこないのは、何か意図的なものがあったんでしょうか? しかし、このオープニングも、最初はエンディングだったという話もあるんで、もう、何がなにやら、そこらへんの事情はわけわかめ。
しかし、「Go! Go!トリトン」が最高のアニメ・ソングであるのは疑いのないところである(キー幅が広すぎて、たきがははカラオケで唄えない。低音が出ないか、高音が裏返るか、どっちかで、魂の歌であるのに、実際は悲惨なものである。「草原のマルコ」のがキー合います。原曲を男性が唄っているからどうしようもないんだけどな)。
エンディングの「海のトリトン」を、かぐや姫+1で唄ってるのも興味深かったりします。しかし、これはカラオケに入っているのは見なかったような…。第1話から声の出演でいきなりピピが出てきて、びっくりしたけんど。絵も、本編よりもおとなしめな感じで、たきがはが全く覚えていないのも無理はありません。
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