ピピ登場。ポセイドン族やアザラシやイルカもからみますが、ここからしばらく、トリトンとピピの痴話喧嘩がメインで、なかなか見ていていらいらするっす。ちゅうか、今回の話で言うならば、たとえ敵とはいえ、その命を奪わねばならないことを嫌だと言う、至極もっともトリトンの意見を「トリトン族の男はもっとかっこいい」とトリトンの苦悩も知らずに言い放つピピの身勝手さが腹立つんである。
この後、話はたきがはが先日、ビデオで見ていた展開に移っていくのでまだ覚えているのだが、だんだんトリトン族の使命に目覚め、一人、果敢に戦うトリトンに対し、あくまで身勝手なピピにいやになるんである。
しかも、プロテウスもルカーも揃いも揃って、トリトン族だから海の平和のためにポセイドン族と戦うのは当然、て言い方をするわけだが、いや〜、それってあんまりじゃん。トリトン族が戦って自分たちを守るのは当然、て、おめぇ、それ、むかつくっす。守られるのが当たり前ってやつは、わしは腹が立つっす。
しかし、プロテウスも、後々はトリトンとピピを逃がすために、ミノータスの餌食となるわけで、そこらへんの潔さは認めるのであるが、それだけに今回のトリトンの苦悩には、何とも共感できる話なのだった。
まぁ、ここら辺の演出が富野節っちゃ、富野節なのかも。
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