前回、モトばあちゃんを失ってしまったまりん。降りしきる冷たそうな雨はまるで深く傷ついた彼女の心を表すかのようです。まりんをいたわり、「ご飯を食べてくれ」と頼むメランにも、まりんは「モノマキアのメランにはわからない」と冷たい言葉を投げかけてしまいます。「ごめん」と言って、アンプルに戻るメランが痛々しいです。
そこに追い打ちをかける出来事が2件起きます。
まず担任の心ない言葉です。親であったモトばあちゃんを失ったまりんに、孤児院に行けと言い出すのです。この先生なりにまりんのことを考えているんだろうけど、あまりに場違いだと思いますし、そうでなくても級友に「みなしご」といじめられていたまりんにさらにそういう施設に行けとはあまりに考えなしではありませんか。人当たりが良さそうなだけに信用がならんです。
さらに、その話を立ち聞きした萌ちゃんが、なんとまりんに自分の貯金を差し出すのです! うーむ、萌ちゃんちは金持ちなんで、中学1年生にしては金銭感覚がかなり緩いのでしょう。それにしても、親の育て方に問題あるよーな…
しかし、これは担任の言葉以上にまりんを傷つけ、また萌ちゃんもそうとわかって深く傷ついてしまいました。
そこへ追い打ちをかけるように池に転げ落ちるまりん。もちろん、助けてくれたのはメランです。
彼は「まりんが悲しんでいると自分も悲しい」と言い、まりんもようやくメランに心を開き、ここにカップル成立っていうの! 心を落ち着けたまりんは、翌日のモトばあちゃんの葬儀で別れの言葉をちゃんと言えるようになったのでした。
それを見守るアメリカ大統領と護衛の人びと。そういえば、アメリカ大統領って声が飯塚昭三さんだと思うのだが、違うのだろうか…
ロロが言ったとおり、今こそブリガドーンへ行く時が来たようです。
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