原作:佐木隆三
音楽:宇崎竜童
出演:南風ジョー(時任三郎)、陽子(藤谷美和子)、沢井(清水健太郎)、トニー・与那嶺(原田芳雄)、船乗り(三船敏郎)、上勢頭(田中邦衛)、ほか
製作:奥山和由
年、日本
タイトルを聞いた時からずーっと気になっていたのに、見ていなかった映画でした。いや〜、なんか、すごくかっこよさそうじゃないですか。「海燕」だぜ。「ジョー」だぜ。それが「奇跡」を起こしちゃうんだぜ。どんなものか見たくなるじゃないですか。
出演者を見ると、今は見ない人も何人かいて、亡くなった方とか引退した方とか、懐かしの映画っていうか。
フィリピンとの混血・南風ジョーは、弱小の島袋組の一員。しかし、組長が解散を言い出し、ジョーも組長に従って大阪に行くはずが、弟分をリンチで殺されたことで、対立する大手の組・琉球連合会の会長を射殺したジョーは、日本にいられぬ身となった。逃げ回るジョーを助けたのは、刑務所帰りの過激派かみざと。彼はとある船乗りに頼んでジョーを与那国島まで送ると、そこからクジラ漁の船でフィリピンでも台湾でも行けるという。知り合いの事務所を襲って大金を手に入れたジョーは、こうして父のいるというフィリピンまで流れていき、現地の有力者、トニー・与那嶺の部下となる。だが、ようやく探し当てた父はスラムにおり、ジョーもまた、組長の島袋を追ってきた琉球連合会のために組長と陽子を失い、最後はフィリピン軍の検問を突破しようとして殺されてしまうのだった。
( ゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
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(;゚ Д゚)
あれ、奇跡ってどこ? と呆然とする視聴者をおいて、ラストはなぜかビーチに転がるジョーの車と、死んでるジョーと陽子でスタッフロール。
なんか、タイトル負けして終わったっていうか…。
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