監督:川島雄三
出演:居残り佐平次(フランキー堺)、女郎おそめ(左幸子)、女郎こはる(南田洋子)、高杉晋作(石原裕次郎)、女中おひさ(芦川いづみ)、やり手おくま(菅井きん)、ほか
1957年、日本
見たところ:辻堂図書館
見たことがなかったのですが、評判がいいので見てみました。なんですが、まず何でタイトルが「太陽」なのかわからないでいましたのでキャストとか調べるのにWikipediaを見てみたら、その前に「太陽の季節」という映画を日活で撮っていて、でも、そこに登場する太陽族への風当たりが強いもので、幕末に太陽族を見出した、というのがそもそものなれそめのようです。
主演のフランキー堺さんは「私は貝になりたい」が有名ですが、ドラマで撮ったのはこの映画の前年。肺病持ちながら、したたかでパワフルな佐平次をはじけるように演じてます。
石原裕次郎は、わしは全然好きな俳優ではないし、そもそも格好いいと思ったこともないんですが(「太陽にほえろ」あたりのボスしか知らないため)、正直、芸達者な役者さんが多いなかではずいぶん大根だなぁと思いました。
古い映画のためか台詞が全般聞き取りずらかったのですが、まぁまぁ、おもしろかったです。
二谷英明、小林旭、岡田真澄など、けっこう出演者も豪華だったようですが、若い頃ばかりなんで、わしには見分けがつかないのが残念。
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