サブタイトルは「素晴らしき仲間、マァムよ また会う日まで」です。
ねちねちとハドラーをいじめるキルバーン。ミストバーンとは知り合いだったらしく「ミスト」「キル」と呼び合う仲です(こんなエピソードがずーっと後の伏線になってたりする)。
しかもそこへバランが現れて、次にダイと戦うのは自分だと言い、ハドラーがバランにだけは知られたくなかったという「ダイがドラゴンの騎士だろう」と断言します。さて、ドラゴンの騎士とは何者なのか、まだ事実は伏せられています。
結局、キルバーンが来たのは裏切り者の軍団長たち(クロコダインとヒュンケル)が鬼岩城の場所を知っているので動かせとバーンに言われたそうです。
で、鍵を差し込むと動き出す鬼岩城。そういや、アニメの中では鬼岩城が襲ってくるシーンまでやるのかなぁ??
さて、マァム、いきなりお別れでロモスへ戻ります。
でポップの回想シーンで、マァムが自分が今に足手まといになるから、ロモスの山奥にいるという武闘家の神様みたいな人物に会いに行き、修行をしようという話をしてます。賛成するレオナ。はっきりと「マァムが足手まといになる」と言うあたり、彼女のきつい性格を示してますが、マァムも気の強さは負けず劣らずなんで、「レオナのそんなところが好き」と返します。
ところがここにきていじけるポップに、ダイがレオナに「ポップはマァムのことが好きだ」と言ってしまったもので、レオナにけしかけられるポップ。いいように弄ばれてますな。
意を決してマァムを追ったポップは、彼女が故郷の村に帰るつもりはないことを知りますが、ルーラで送っていってやると言います。
レオナの反応が無責任そうに見えますが、ポップが優柔不断なのも事実なんで、まぁ、尻をひっぱたかれるのもいいかと思う… 師匠はそういうところまで面倒みてくれないし。
で、マァムとルーラで飛んでいったポップですが、着いたところは初めて会ったところでした。ルーラは目的地のイメージ化が大事なんで、ポップにはロモスの山奥といったら魔の森になってしまった模様。まだまだ青いですな。
しかもマァムがヒュンケルを好きだと知っているので、ポップは結局、マァムには打ち明けられず(このネタは終盤まで引っ張りますからな)、「好きだ」と言うところを「素晴らしい仲間だと思ってんだからよ」とごまかして、ポップはマァムと別れるのでした。
さて、偵察に出かけたクロコダインとヒュンケル、走って急ぐシーンもありましたが、なにしろ二人とも戦士なもんで魔法が使えず(そう考えると効率がすごく悪いんですが。キメラの翼ぐらい持って行けとか)、鬼岩城はすでに発った後でした。二人とも鬼岩城が動いたことが信じられない様子ですが、足跡まで残っていては疑う余地もなく、ヒュンケルは引き続き調査、クロコダインがダイたちに知らせに戻ることになりました。つまり、ヒュンケルのがより危険な任務というわけで、クロコダインがダイたちを加勢に現れた時にも「そいつ(ヒュンケル)は俺より強い」と言ったところとか、素直に相手の力量を認められるクロコダインの器がやっぱりいいなぁと思いましたよ。
鬼岩城の動くところが「巨大な人影」として沈没させられた船の船員に目撃されたところで次回に続く。
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