監督:イルマル=ラーグ
出演:フリーダ(ジャンヌ=モロー)、アンヌ(ライネ=マギ)、ステファン(パトリック=ピノー)、ほか
見たところ:川崎アートセンター アルテリオ・シネマ
2012年、フランス・エストニア・ベルギー
フランスが誇る大女優ジャンヌ=モローさんの最新作です。そのせいか、わりと空き気味のアルテリオ・シネマもほぼ満席。なかなかの人気ですね。
エストニアで介護の末に母の死を看取ったアンヌに、憧れの町パリでの家政婦の仕事が依頼される。その女性フリーダはエストニアを出て、長年パリで暮らしていたが、気むずかしさのためになかなか家政婦が居着かなかったのだ。アンヌを追い返そうとするフリーダだったが、やがてかつての自分と似たような境遇にあることに気づき、次第に心を開いていくが…。
孤高のフリーダにジャンヌ=モローさんがぴったり。それだけでこの映画、成功していると思うんですが、アンヌを演ずる女優さんもステファンを演ずる俳優さんもいいはまり具合で、3者による演技のコラボが気持ち良くて、あっという間の90分でした。
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