忍者ブログ

されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

現在、新しいコメントを受け付けない設定になっています。

白痴

監督:黒澤明
原作:ドストエフスキー
出演:那須妙子(原節子)、亀田欽司(森雅之)、赤間伝吉(三船敏郎)、大野綾子(久我美子)、大野(志村喬)、大野里子(東山千栄子)、香山睦郎(千秋実)、香山孝子(千石規子)、軽部(左卜全)、香山順平(高堂国典)、香山薫(井上大助)、東畑(柳永二郎)、ほか
音楽:早坂文雄
1951年、日本

原節子さんの那須妙子が好きなもんで、わし的には黒澤映画でいちばん好きな映画です(最高傑作は「七人の侍」当然!)。どこら辺が好きかと言うと、少女(作中で14歳くらいと語りあり)の頃から権力者の囲い者になって、女性として辛酸をなめ尽くしてきたはずの女性ですが、亀田の無垢な思いに触れた妙子は「こんな赤ちゃんみたいな人を不幸せにはできません」と言って、本当は誰よりも亀田を愛している、というか、その魂に触れることで誰よりも癒されたいと思っていただろうに、自分と一緒にいれば亀田を犠牲にしてしまうと思って、敢えて身を引き、亀田には自分の理想の女性と(クライマックスまで)思い込んでいた綾子と結びつけようと画策する自己犠牲なところなんかが原節子さんの高貴さと相まってもろにわし好みなのでした。

なもんで、クライマックス、妙子と綾子という、実に対照的な2人の女性がついに正面切って向かい合うシーンの緊迫感なんかがいちばん好きだったりします。

いいですな。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

拍手[0回]

PR

コメント

お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

カレンダー

04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

最新CM

(06/14)
無題(返信済)
(05/29)
(04/27)
甘くない態度(返信済)
(04/26)
謹賀新年(返信済)
(01/04)

プロフィール

HN:
たきがは
HP:
性別:
女性

バーコード

ブログ内検索

かうんたあ

脱原発意思表示Webステッカー

バタリーケージの卵を食べたくない!キャンペーン