監督:クリス=バック、ジェニファー=リー
出演:アナ(神田沙也加)、エルサ(松たか子)、オラフ(ピエール瀧)、ハンス王子(津田英佑)、クリストフ(原慎一郎)、ほか
アメリカ、2013年
地上波でかかったんで見てみました。「美女と野獣」以後、「ライオン・キング」でディズニーには、わしの中ではけちつきまくってるんで金払って見る気はまったくありません。
アレンデール王国の王女エルサは生まれつき触れるもの全てを凍らせる能力を持っていた。ある時、妹のアナ王女をその力で傷つけたエルサを憂えた国王夫妻は城ごと閉じこもってしまうが、自らは事故死してしまう。アナはエルサの力のことをトロールに忘れさせられ、姉と触れ合わずに育つ。エルサは20歳になった時に王国を継ぐことが決まっており、久しぶりに城門が開けられ、アナも開放的な気分になる。しかし、戴冠式の前に出逢ったハンス王子と結婚の約束をしたアナにエルサは強固に反対し、それとは知らずにエルサの手袋をアナが取ったためにエルサの力が発動してしまい、国中が凍りつく。逃げ出したエルサはノースマウンテンに氷の城を築き、そこにこもってしまった。季節を取り戻すためにアナはエルサに会いに行くことにし、国をハンスに託す。途中で氷運びのクリストフ、その相棒のトナカイ・スヴェン、雪だるまのオラフに遭ったアナは、ようやく氷の城にたどり着くが、エルサに拒絶されてしまい、エルサの作り出した雪と氷のゴーレムに襲われ、さらに心が凍りついてしまう。子どもの頃はトロールに助けられたアナだったが、今度は助けられないと言われる。アナを助けられるのは真実の愛だけだとトロールに言われ、クリストフはアナを婚約者のハンス王子に引き渡そうとアレンデールに向かう。一方、アナが帰らぬことを案じたハンス王子は部下を率いて氷の城に攻め込む。力で兵士たちを撃退しようとしたエルサだったが、すんでのところで止められ、逆に囚われの身となってしまう。しかしエルサの力は牢獄を凍らせ、彼女を解放する。城でハンスと再会したアナだったが、真実の愛を求める彼女にハンスは恐るべき事実を告げる。13人兄弟の末っ子で、逆玉の輿を目指してアレンデールの王となるべくアナに求婚したが、アナを愛してはいなかったのだ。ハンスに見捨てられたアナを助けたのはオラフだった。だが、城はエルサの力で凍ってゆく。アナは自分を本当に愛していたのは身を引いたクリストフだったと悟って城を脱出、クリストフも一度はアナを諦めかけたがスヴェンの説得により、城に戻ろうとする。だが、その間にもエルサの力はアレンデール中を凍らせんとしていた。ハンスはエルサにアナの死を告げ、エルサを殺そうとするが、そこに割って入ったのはアナだった。しかしアナの身体は完全に凍りついてしまい、ハンスをはじき飛ばす。エルサは自分を庇ったアナを抱きしめて泣き崩れるが、アナの身体が元に戻り、彼女は息を吹き返す。エルサはアナの姉を思う心を知ったことで自分の力をコントロールできるようになり、アレンデールに夏が戻ってくるのだった。
有名な話なんですが、一応、あらすじを書いてみました。
ただ、突っ込みどころも多く、話としては粗も多くて、子どもだましの印象が強いです。いや、これで感動するのか。
わしがおかしいだろ!と突っ込んだところ。
1.エルサの力を恐れた両親がエルサを単に閉じ込めることで問題を先送りしたのがいちばん悪いのに、自分たちはとっとと死んで責任逃れ。
子どもの頃のエルサって、1回、アナを事故で傷つけちゃったのはあったけど、わりと力をコントロールしてますよね? それが大人になってできなくなるというのは完全に親の対策の間違いだろうと。
しかも親が途中で死んでるのに誰がアレンデール王国の面倒見たの? 大臣とか、そういうのいるの?
2.ハンスの豹変ぶりがひどり。
大まかなあらすじは知ってたんで、ハンスがアナを裏切るのはわかってたんですが、それにしても裏切るタイミングとか、アナが死んでないのに「王女は死んだ」とかザルすぎね?
3.エルサ、氷の城でどうやって自給自足したのか?
「寒くない」のは耐性があるでいいんですが、両親が死んでからずっと引きこもってたような王女がいったいどうやって暮らしていけると思ったのでしょうか?
まぁ、戴冠式からわずか2~3日くらいの話っぽいので食わなくても大丈夫でもいいんだけどさ。
最後のエンディング、ネットでは「素人のカラオケ大会」とか「番宣」とかで評判が悪いようですが、7~9時に放送しておけば、テレビを見たちびっ子が一緒に歌ったろうから、それほど悪くなかったんじゃないかと思いました。
たんぽこ通信 映画五十音リスト
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