ちゅうわけで駆け足鹿児島観光の旅2日目。
まずは指宿名物砂むし風呂を体験。ほかほかしてなかなかよろしいんじゃないかと思います。泊まったホテルが時間の関係でできなかったんで、砂楽会館まで行ったさ。
続いて鹿児島中央駅へ。快速なのはなデラックスでごう。
で、鹿児島の方には大変申し訳ないのですが、たきがはの頭の中にあった鹿児島のイメージと言ったら
桜島と
黒豚。で、前日に黒豚しゃぶしゃぶを食い、さらに黒豚のトンカツも食おうと市電に乗る。市電とかシティービューという観光バスとか写真撮っとけば良かったっす。
で、桜島を見に行きたいのだが、渡るのは1日がかりになりそうなんでやめといて、桜島をよく見られるという磯庭園に行く。その途中でザビエル公園を見かける。なんのことはない、ザビエルの銅像と向かいに教会があるだけだが。
空の色がおぴんくなのはデジカメのせいで、この日は一日曇り空、ちょっぴり雨も降りました。
磯庭園というのは通称で、本当は仙巌園というそうだ。島津家の別邸だったのを、明治以降は本宅になったとか。で、横に島津斉彬が工場を作らせたという建物もあって、盛りだくさんなコース。
まずは入ってすぐのところにででんと置いてある21ポンド砲(だったかな)。
園内に飾られている桜島大根。たたいてみたら、堅かった。漬け物も売ってたので食用なんですな。しかしでかいよ。
大河ドラマで島津家の江戸邸宅の門構えの撮影に使われたという門。裏から撮った。なにしろ鹿児島はどこ行っても「篤姫」。ブームというより勝手に盛り上がってるというか。たきがは、大河に興味がないもんで、見に行かなかったので効果のほどはよーわかりませんが。
昔はこっちが正門だったという朱塗りの門。瓦に錫が使われているのは日本では珍しいそうだ。錆びてないのは加工してあるの?
灯籠。上に乗ってるのは獅子。なぜかこの形の灯籠が大小多く、鶴灯籠というそうなのだが、どこが鶴? 鶴が羽根を広げたところに見立てたか? 言われなきゃわからん。
曇りがちの天気のせいか、これ以上はっきり見えない桜島。でも山肌とか見えるんで、かなり見えた方か。それだけ近いだけか。川原泉さんという漫画家さんが鹿児島在住の方だが、鹿児島には「火山灰の日」というのがあるんだそうですが、いまもあるんでしょーか? それだけ桜島の灰がバカにならないってことだな。
薩摩藩は途中で琉球王国も併合していた。その時からか知らないが、琉球から持ってきたという石畳敷きの建物。ここで琉球からの使者と対面したそうだ。
何に使ってるんだかわからないけど、とにかく濡れていたんで、まだ現役だろうと思われる。しかし何の説明もないので何だかわからない。
で、これが問題の鶴灯籠だ。どこらへんが鶴ていすとなのか、ぜひ教えてもらいたい(偉そう)。
この後で尚古集成館というところに行った。そっちが島津斉彬の作らせた工場跡を利用しているようだ。ま、博物館ですな。しかし、島津家が700年も薩摩を支配していたとは初めて知りました。長い。一応、先祖は源頼朝と主張しているようだが、ごまんといそうだからな。それに長いのは政治の中心から遠かったという理由は見逃せまい(それを言ったら、東北の藤原氏も長くても良さそうなもんだが、義経の件で頼朝に目をつけられたからですかねぇ?)。
で、鹿児島名物(というか、たきがははずっと九州名物だと思っていた)シロクマは、氷を食べるには早いということでパス。関東でもけっこう買えましたしね。
ちゅうわけで、駆け足だが、鹿児島観光は終わりだ。
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