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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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第6話

潜水艦に乗って進むガンバたち。その途中でヨイショはノロイに出逢い、右目を傷つけられた体験を話す。しかし順調な航海も鯨との遭遇により、潜水艦は失われ、7匹は岩礁に漂着する。そこには餌はまったくなく、船にするような材料もないので先に進むこともできない。いらいらが募るガンバはヨイショと、イカサマはガクシャと喧嘩をしてしまうが、シジンが島を見つけ、7匹は泳ぎ出す。島はなかなか近づかなかったが、7匹は助け合って夜通し泳いでいくのだった。

親父組3匹の大人っぷりとガンバの子どもっぷりが対照的な回。
前半は順調な航海なんでまだいいんですが、鯨に遭遇してからのガンバの馬鹿騒ぎっぷりは少し鼻につく。
さらに、岩礁に漂着してからが顕著。岩場で何もしないでいるガンバ、イカサマ、忠太、ボーボに対し、ヨイショ、ガクシャ、シジンは岩礁を探険。軍艦島だったらガンバとか真っ先に動いているのに、ここではそうではない。
さらにやっと島を見つけて泳ぎだしたところ、空元気を見せて張り切るガンバと、ほとんどやる気なしのボーボが、力尽きて沈みそうになるのを「一度は尻尾を結び合った仲だ。見捨てるわけにはいかねぇ」と戻ってくるヨイショたち。思わず涙ぐむガンバ。
確かに7匹の牽引役はガンバなんだけど、どこか無鉄砲さと無責任さ、ノロイの怖さを知らないだけの薄っぺらな勇気が感じられてしまう今日この頃。序盤だからしょうがないか。旅の中でガンバのその薄っぺらな勇気がだんだん本物の勇気になっていくところも見所の1つだし。

ボーボについてはみなまで言うなちゅうことで。

ヨイショの回想シーンにノロイ登場。しかし相変わらず台詞ない。威嚇する声とただ動作だけでネズミを襲うよう指示するあたり、なんちゅうかボスという感じがやはり盛り上げてくれるなぁ。そうそう、悪役は話し過ぎちゃいけないんすね。雰囲気だけでノロイは最高っす。さらに、イタチたちに殺されたネズミの描き方が、細部を描かないだけに逆に荒涼とした感があふれていて、ここらへんうまいなぁと思います。色が少ないのも、ガンバたちの色とは対照的でいいっすね。
こういう画面のメリハリちゅうんですか、最近のアニメには少ないような気がします。全部描ききらないで想像に任せるのも表現力ちゅうもんかな。

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