梅酒を造ると、どうしても大量に余る梅。しかし、果物の場合は、困った時のジャムだ〜! ちゅうわけで、何度もジャムにしてるのです。梅ジャム。1回だけイチゴ酒作った時も、ジャムにした。酒の香りもほのかに漂う、大人っぽいイチゴジャムになりました。
美味かった!ちゅうわけで、梅です。
しかし、1回、レシピを間違えました。水を足さないで砂糖を入れて煮詰めたんすよ。「そのうちに梅から水が出ます」という言葉を信じて。無闇に信じるものじゃないね。だいたい、果実酒ちゅうもんは、果実からしみ出たエキスがホワイトリカー(ブランデーとかで作る向きもあるようですが、たきがは家では100%これ)と混ざり合い、美味しい果実酒になっていくのではないか+氷砂糖。となると、出てくるような水分なんて、もう梅には残ってるはずがないんでした。ちゅうか、うちの梅酒の梅は、物によりけりなんだけど、ひどい時には全部梅がしわしわになってんたりするんですよ。こういう梅は食いでがなくて困る。一時期、梅酒の梅は全部食後のフルーツに食ってたんですが、けっこうな数がありますので、まとめてジャムにすることにしたので、最近は食わないのです。で、安い梅を使うとしわしわになりやすいような気がするのです。
しかし、今回の梅はちょっと違うぜ。一昨年、CO○Pで取り寄せたお高い梅なんだぜ。でもしわしわのもあります。こういう梅から、水なんか出るはずがありません。
で、今回は水を足しました。梅を鍋に入れて、頭がちょっぴり出るくらい。
で、沸騰してから5分ほど煮ると、木のさじで転がしていると種と実が分離するとかしないとか。
ええ、ここでも1回失敗しました。
ご丁寧に「梅をザルにあけ、実と種をわけ、食感を大切にする人は梅の実を裏ごししましょう」とありました。裏ごしは端から考えていませんでしたが、このザルの上で実と種の分離を試みたのが大間違い。そんなにスムーズに取れやしないし、果肉がザルにひっつくし、惨憺たる結果。これは、裏ごしが前提でザルの上なんすね。
だから、今回は鍋の中で梅をごろごろしつつ、皮がむけるのを眺めつつ、種と果肉を分離。えいえい、ごしごし、つつくつつく。
で、そろそろ種も見えてきたし、いいかな〜というところで種だけ出して、砂糖を加えて煮ました。
色は2年ばかり酒につかってた梅の色なので、お世辞にも美味しそうとは言えませんが、ぶっちゃけ不味そうな鶯色ですが、味は梅です。意外とアルコールが飛んだので、味は保障付きです。
で、たきがはは貧乏性ですので、種も全部しゃぶりました。ああ、もったいない。どっかの種みたく、するんと種だけむけてくれればいいのに、あ、煮る前に梅を切ったら、種ってきれいに取れるのかな? まだ去年の梅酒があるから、今度はそうしてみようかな? 梅って桃科だけど、種離れいい時もあったような気がするもんな。都合、1キロの梅の種をしゃぶるのはなかなか大変でした。上あごの皮がむけたらどうしようかと思ってましたが、何とか無事でした。丈夫だね、わし。
というわけで、梅ジャムが2瓶できました。パンに塗って、美味しい朝食としゃれ込む予定。
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