パイロット版見たので、そのままシーズン1を見ました。なんともあっさりフェイス登場。ただ、パイロット版と違う役者のためか、紹介シーンがちょっと凝ってるような気がする。で、全然気づかなかったんですが、エミーってシーズン2のエンジェルと同一人物だったんですね! いや、髪が長かったもんで全然気づきませんでした。
Aチームの今回の任務は狂信的なジェイムズ牧師に率いられた宗教集団に囚われた娘を助け出すこと。だが、娘は無事に助け出せたものの、モンキー以外は囚われの身となってしまう。恐れるエンジェルを励ますコング、フェイス、ハンニバル。一行にジェイムズが下した罰は、荒野を逃げ、途中で撃ち殺されるというものだった。だが、追っ手をまいて、一行はジェイムズに脅える一軒家に逃げ込んだ。モンキーは仲間を助けに戻る。Aチームはこの危機をどう乗り越える?
思うんですけどね、Aチームの敵って基本的に素人が多いじゃないですか。だから、素人ってなんかライフル持ってるだけで自分たちが強くなったように勘違いしてるように見えるんだよね。でも、Aチームって言ってみればプロでしょ? だからライフルだけで戦うこともあるんだけど、なんちゅうかそれ以外の武器の使い方がやっぱり上手いなと思うんす。まぁ、お約束の改造シーンもあるんだけど、なんちゅうか、ライフルがなくても、ライフルがあっても、ライフルに頼りすぎないのがAチームの強さじゃないかなって思う。なんて思いながら見てました。
モンキーが単独行動が多くて、それがハンニバルたちに有利に働くことが多いのはパイロットという特性もあるんですな。しかしシーズン2では脱走が当たり前だったのに、パイロット版も今回も外出許可ときたもんですよ! お行儀いいな。しかしいつもなら調達はフェイスの仕事だけど、今回はモンキーがダイナマイトを強奪。Aチームというのはどれか1つだけが得意でもなんとも務まらんのだなぁと思った。モンキー節はおとなしかったけどね。
プロフェッショナルAチーム、囚われても周囲の観察は怠りなく。フェイス、コングの鋭い観察眼にプロの顔を見たよ。さらに脅えるエンジェルを励ますコング。優しいなぁ。さらにハンニバルに「エンジェルを励ましてやってくれ」ときたもんだ! いい奴だなぁ。
ハンニバル、今回は変装なし。でも600ドル(6万円!)ものブーツにこだわり。珍しいね、物に執着するハンニバルって。コングならバン、フェイスならコルベットとかあるけど。最後はしっかりブーツを取り返したハンニバルで幕だったので、相当こだわっていたのだろう。しかしそういうブランド物を持ってたのってシーズン2では見られなかったかも。
フェイス、助けられた一軒家の娘と早速いい感じ。しかし改造タイムにハンニバルの召喚、「中尉!」と言われりゃ逆らえない。ベトナム時代からの癖なのか、ハンニバルに一恩あるのか。でもラストでもまだまだ未練たっぷり。このすけこまし! フェイスはこーでねーと。
毎回思うのだが、英文タイトルに比べて和文タイトルが大袈裟な気も。「邪悪の神に魂を売った男」とか言ってるけど、Aチームに負けたら「夢が破れた」とかなんとか。まぁ、Aチームは徹底して死者が出ないもんで、あんまり狂信的なキャラにして、殉教とかさせちゃうのも違うと思ったのか。Aチームの面々も人を撃つことって滅多にないもんね。
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