監督:ジョン=ランディス
出演:ジェイク=ブルース(ジョン=ベルーシ)、エルウッド=ブルース(ダン=エイクロイド)、ジェームズ牧師(ジェシー=ブラウン)、カーティス(キャブ=キャロウェイ)、ペンギン院長(キャスリーン=フリーマン)、謎の女(キャリー=フィッシャー)、レイ楽器屋(レイ=チャールズ)、マットの妻(アレサ=フランクリン)、ネオ・ナチ司令官(ヘンリー=ギブソン)、エルウッドに軟派される女性(ツイッギー)、クック郡収税課職員(スティーブン=スピルバーグ)、ほか
見たところ:シネマパレット久茂地
アメリカ、1980年
午前十時の映画祭の一環です。また2ヶ月ほど間が空きまして、次は「砂の器」まで興味ないです。「愛と青春の旅立ち」とか興味ないし「ローマの休日」「ベニスに死す」とか一回見ればいいし「ニューシネマ・パラダイス」もそこまで好きじゃないし…
見てて思ったのは、かなりゲラゲラ笑う、スラップスティックなコメディなんですけど、観客がしーんとしてたのがみんな、どんだけ我慢してんのかなぁということでした。
それもラスト、ブルース・ブラザース・バンドはそっくり刑務所にぶち込まれたようですが(みんなで囚人服っぽいのを着てたので)、元をたどれば、エルウッドの交通違反が発端で、それがどんどん雪だるまのように膨らんで、警察ばかりでなく最後はネオ・ナチや消防署や軍隊やカントリー・バンドまで巻き込んでいくところがおかしくてたまらないのに、客席しーんって光景は、ある意味、不気味でした。
あとはわしでも知ってる著名なミュージシャン(レイ=チャールズとか、ジェシー=ブラウンとか、アレサ=フランクリンまで)の歌声と、なぜかジェイクをつけ狙う謎の女の情け容赦ない攻撃とかを楽しんだです。
オープニングの刑務所で、出所するジェイクが持ち物を返されるシーンのばかばかしさとか(なぜ使用済みのコン○ームまで?!)、とことんお馬鹿にされる警察とかネオ・ナチとか。スクリーンで観るのもいいけど、もっと遠慮なく笑って見たい映画でした。
たんぽこ通信 映画五十音リスト
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