監督:ジョン=フォード
原作:ジョン=スタインベック
出演:トム=ジョード(ヘンリー=フォンダ)、ママ・ジョード(ジェーン=ダーウェル)、ケーシー(ジョン=キャラダイン)、ほか
見たところ:うち
アメリカ、1940年
1930年代のオクラホマ。刑務所帰りのトム=ジョードは仮出所で帰宅し、家族が一家を挙げてカリフォルニアへ移住しようとしていることを知り、ともにカリフォルニアへ向かう。だが過酷な旅で祖父と祖母を失い、ようやく着いたカリフォルニアではジョード一家のような困窮した農民たちであふれかえり、地主の言い値で低賃金労働にさらされる。トムは一家と行動をともにした元宣教師のケーシーを地主に雇われた警備員に殺されたことで、なぜ自分たちがこのように搾取されなければならないのか考え始めるが、人を殺したために警察に追われ、家族と別れる。ジョード一家は仕事を求めて再び旅に出るのだった。
若き日のフォンダ氏が格好いい映画です。話の展開は暗く、希望もありませんが、今の時代にも通じるテーマだと思います。
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