BS1スペシャル。
1944年8月、ナチス・ドイツ占領下のポーランドの首都ワルシャワで自由を取り戻すための戦いが始められた。最初はドイツ軍に優勢だった戦いは、乏しい物資、西側諸国の援助を得られることがなく、対岸までやってきたソビエト軍の支援も受けられず、次第に苦しくなっていく。10月2日、ポーランド国内軍はナチスに降伏した。その戦いを収めた白黒のフィルムがワルシャワ蜂起博物館の手によってカラーでよみがえった。フィルムと生き残った蜂起参加者の証言などを交えて、ワルシャワ蜂起と、戦後、共産圏に組み入れられたために蜂起について語ることを許されなかった事情や、そのために奔走した人びとなどを描く。
「カラーでよみがえる」だったのでワルシャワ蜂起の話かと思ったら、それは前半でおしまいで、後半は生存者の証言と、共産党政権下で弾圧されたことなどがメインになっちゃいまして、ちょっと肩すかしでした。そのうちのお一人に「今のウクライナの気持ちはわかる」とか言わせたのなんか意図が見え見えって感じで、その時代の日本への回帰を目指している今の日本に、他国を批判する資格はないと思いまして、しらけました。
ETVのがいいドキュメンタリー作るね。
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