出演:エディ=フェルソン(ポール=ニューマン)、ビンセント(トム=クルーズ)、カルメン(メアリー・エリザベス=マストラントニオ)、ほか
監督:マーティン=スコセッシ
「ハスラー」見てませんので、どんなハスラーぶりなのか知りません。しかし、ポール=ニューマン氏の役って、なんか感情的なキャラが多くないか?
伝説の名ハスラー・エディ=フェルソンは、ある日、なじみの店で若きハスラー・ビンセントと会い、その才能に惚れ込む。アトランティック・シティでの大会までにビンセントを鍛え上げれば、賭けで大もうけできるとビンセントとその恋人のカルメンをたきつけたエディは、早速、アトランティック・シティ目指して旅に出る。ちゃくちゃくと実力をつけていくビンセントだったが、ある日、久々にキューを握ったエディは、見知らぬ男に惨敗してしまう。この時、ハスラーであることをやめたはずのエディの中で、火が再燃しだすのだった。
最初はエディとビンセントの武者修行かと思いきや、クールに構えてて、実はとっても短気で感情的なエディ、思い出したように勝負やって、勝ってご機嫌だったところを賭けに負けて、ぶすぶすとくすぶっていたハスラー魂に火がついた感じで、ぼうぼうに燃え上がっちゃいます。なんて大人げない。でも、クールに構えて、恋人のジャネット(声は来宮良子さんだ!)と酒の転売だかで儲けてて、俺はもう勝負事なんかやめちゃったんだぜ〜とはすに構えたはずのエディよりも、ビンセントの前で惨敗したことでハスラーに復活、目が悪いってんで度入りのサングラスを作り、足腰を鍛えるために水泳をし、なんか、この人、いつでもハスラーに戻ってきたかったんだろうなぁってエディのが可愛くて魅力的です。うふふ ジャネットがまたできた女で、この人あってのエディなんだなぁと思わせるあたり、いいカップルですな。
対するビンセントとカルメンのカップルは、前半、ビンセント、ガキっぽすぎ、後半、いきなり強さを鼻にかけたやなガキになってました。
そう言えば、先日見た「
左ききの拳銃」では、ポール=ニューマン氏、髭がなかったです。まぁ、ビリー・ザ・キッドだからしょうがないんですが。でも、たきがは、どうも、ポール=ニューマン氏はこの「ハスラー2」のようにひげ面のが見慣れてるようです。初めて見た「スティング」もそうだし。だから、余計、ガキっぽく見えたのかなぁと思いました。
ラスト、意外なところで幕。続編をにおわせておいて作らなかったのは、最近のハリウッドには逆立ちしても真似できなさそうな。
たんぽこ通信 映画五十音リスト
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