インドの映画。かけてみたら、何か社会派ドラマっぽくておもしろそうだったんで、そのまま見続けてました。
シーヴァジー=ラーオは某テレビ局のカメラマン。ある日、学生とバスの運転手の対立から暴動に発展した現場を撮影していたシーヴァジーは、そこで負傷した学生を助けたことでアナウンサーに抜擢され、州首相のチャヴァンにインタビューする機会を得る。汚職に染まったチャヴァンと話すうちに、1日州首相をやってみないかと言われて、引き受けるシーヴァジー。汚職のはびこる官僚、政治家、はてはチャヴァン自身まで逮捕したシーヴァジーに、現在の政治家たちに不満を持っていた民衆が飛びつく。シーヴァジーは不本意ながら州首相に立候補し当選、早速、政治改革に取り組むが…。
シーヴァジーがカメラマンからアナウンサー、政治家になっていくくだりは、多少、こうとんとん拍子にうまくいくわけねぇよなぁと思いました。ただ、きっと、こういう政治家が待望され、映画のヒーローとして、最後はハッピーエンドを迎えるあたり、インドの人びとはかなり現在の政治に不満を持っているということなのだろうと思います。
いろいろと派手な演出が満載ですが、車が爆発で垂直に飛び上がるのはどうだ。チャヴァンの秘書だったけど、1日州首相をやったためにシーヴァジーの秘書になったパンサル氏が、なかなか鋭い突っ込みで笑わせてくれましたが、日本でも決して無縁ではないですよねぇ。
中途半端に見始めたけど、一応、レビューに入れておきます。
たんぽこ通信 映画五十音リスト
[0回]
PR