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山本おさむ著。戸部良也原作。双葉社アクションコミックス刊。全10巻。

「わが指のオーケストラ」「どんぐりの家」など、聴覚障害者の方々を描いてきた漫画家・山本おさむさんの初聴覚障害者の漫画です。

「わが指のオーケストラ」と並んでたきがは号泣必須の漫画でして、しかも10巻中、どの巻にも号泣ポイントがあるという油断がならない漫画です。油断でいいのかそれ。

沖縄の北城ろう学校という、今は廃校になってしまった聾学校の野球部が高野連に加盟するまでの経過を主軸に、友利武明、大城光一、健(名字不明)の3人を中心にした子どもたちの成長も描いた漫画です。

1巻では武明の両親が武明の障害に気づかされ(母親が風疹にかかったために子どもに聴覚障害や心臓疾患などが現れた)、母親は心中まで考えますが、断念。小学5年生になった武明は、隣りの吉川悟の誘いで野球に親しむようになり、甲子園に応援に行って、自分も野球をやりたいと思うようになります。中学生になった武明は、すでに光一、健と一緒に行動することが多くなってますが、これは彼らの母校である作中では福里ろう学校が、風疹による障害児を対象にした1学年だけの中高一貫学校だったためでしょう。しかし、武明たちが入りたいと思った強豪の少年野球チームでは聴覚障害者だというので断られ、弱小のベアーズに接触します。ここの伊波コーチが、実は手話もできるという高校の教師で、3人が受け入れられることになりますが、耳が聞こえないために姉の可愛がっている小鳥を野良猫に殺された健は、ベアーズに入りません。しかし、チームでいちばん小さい正という少年との接触事故で大怪我を負わしてしまった武明は、その父親で、ベアーズのスポンサーみたいなおっさんに光一ともどもチームを追い出されそうになりますが、正の「武明くんだけが悪いんじゃない」という話や、チームメイトの武明たちの障害を思いやる気持ち、さらに同い年で武明と同じ誕生日の清の「自分たちも武明と同じ障害を持っていたかもしれない」という言葉により、武明と光一はベアーズに残れることになり、健もここに加わるところまでです。

このラスト、自分たちも同じ障害を持っていたかもしれないというチームメイトたちの言葉が、いつもわしを泣かしてくれまして、以下、続刊です。

ちなみに映画化も(Wiki見たらドラマ化も)されてたようですが、見たことはありません。三浦友和さんの名前があるんで、伊波コーチだったりするんだろうかな…

登場人物のなかでは初っぱなこそヘソ曲げてたけど、改心してからは武明にとって最高の仲間である健ちゃんが好きだったりします。小柄ながら4番でキャッチャーというどっかで見たようなポジションですが、クールに見せていて、適確な指摘と冷静な分析がたまりませんがな。

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