チャンピオンREDコミックス。秋田書店刊。高遠るい著。
チャンピオンREDに連載中の漫画で2番目に好きなやつっす。1番目が「ジャイアントロボ 地球の燃え尽きる日」であるのは言うまでもないですね。
絵柄が好みだったのと、初めて買ったチャンピオンREDに作者インタビューが掲載されてまして、「目指すのは今風のかっこいい宇宙人とかじゃなくて、一昔前のいかにも着ぐるみです〜という怪獣アクション」(意訳:たきがは)と書いてあって、そういう雰囲気って好きなんだよな〜 「ゴジラ」とか「ガメラ」とか、「仮面ライダー(たきがはが見てたのは「V3」までだが)」とか、戦隊ものとか。で、注目して読み始めたら、これがなかなかおもしろいんす。
規格外優等生・鯨岡ミカと、福井県民・南るんなが、東京市(設定の上では特別行政区で、首都は愛知新都だそーです)に次々に飛来する宇宙怪獣に、合大(合体して巨大化の略)して立ち向かう美少女アクション。
表紙が主人公2人のレズっぽいのに話がレズっぽくないとAmazonで言われてましたが、美少女アクションであって美少女レズ・アクションではないから、的はずれだと思うのだが、合大したミカさんはなぜか全裸だし、けっこう気楽にるんなにキスしちゃうし、あながちレズ要素がなくもありませんが、詐欺師宇宙人ペソマルク星人・臍矢円弧とか、寮長と市営軍と2つの顔を持つ七宝堂さんとか、ヒミツさんとか癖のある脇役も魅力的。
先の楽しみな漫画であります。
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