全巻借りてきたつもりだったのに、3巻だけなかったことに気づきますた。映画の原作になったやつね。うーん、水俣図書館は2週間ばかり休みだそうなので、待っていても返却日が来てしまう。面倒なので借りた本は全部読んでしまうことに。そのために若干の勘違い等もあるかもしれないけど、それもいいかということで。4,5巻を一気に読んだけど、感想は1巻ずつ。
2巻では視点はゲドでなく、アーキペラゴの東の帝国、カルガドの一島にあるアチュアンの巫女、アルハことテナー視点。この先も視点がゲドに戻ることはないのがおもしろいと思った。3巻と4巻以降は書いたのも間が開いているし、いろいろと心境の変化とかもあったのかも。
喰われる者、大巫女アルハは5歳の時にアチュアンの墓所に連れてこられて以来、外の世界を知らずに育てられる。しかし、彼女が16歳の時、荒れるアーキペラゴ平定のために、大賢人となったゲドがエレス・アクベの腕輪の片割れを求めてアチュアンを訪れたことにより、アルハはテナーに戻り、アチュアンを捨て、腕輪のテナーとなって、ゲドとともに西方世界に向かうのだった。
半分くらいゲドが出てこず、どうなるのかと思ったです。出てくれば、昔なつかしダンジョンアドベンチャーっちゅう感じで、さてどうやってゲドとテナーがアチュアンを脱出するのか、どきどきしながら読みました。
青年ということで、この時、ゲドは30歳前後くらいでしょうか。テナーといい感じになるのかなぁと思ったらそうでもなく、3巻ではもっと大変な冒険に。
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