壱村仁著。カプコン監修。マッグガーデン刊。
ちゅうわけで第3巻です。
話はリュウ・パートが召喚の村と、リュウがついにカイザー・ドラゴンの力に目覚めちゃうところ、フォウル・パートがソン村での出来事と、ついにヨムに見つかり、追われるまで。さすがに核心に触れる部分ですので、展開がゆっくりです。
召喚の村ではマスターの中にディースさまが封じられていたことが判明、ええキャラですわ、相変わらず〜v 女性キャラではだんとつディースさまが好きですねん。「ブレス1〜4」まで皆勤賞で、姐御肌で大魔法使いで、下半身が蛇のナイスな御方。新作出たら、ディースさまと釣りと復活してほしいものですな。
ここで、ゲームだとディースさまの中に入って、ディースさまのハーレムとか見るのですが、そりゃないか。けっこういけいけどんどんで己の欲求に正直なディースさまが好きなのだが。
で、第1巻からその影は見せていたものの(サライの村でリュウを見てたのは尻尾といいアースラ隊長に間違いなし!)、やっと6人目のメイン・キャラクター、アースラ隊長も登場。狐の耳と尻尾がないす。しかし、この展開では潔くけつをさらそうとするアースラとか、フナムシに脅えるアースラとかは見られそうにありません。残念…
そして、ソン村で傷を癒すフォウル神皇陛下。ここのB.G.M大好きじゃ〜! マミちゃんの素朴な人柄と相俟って、なかなか泣かせる名曲なんじゃ〜! ゲームでは1回も釣りをしない神皇陛下も釣り。釣り上げたのはドラードだろうか…? 「ブレス4」は釣りゲームとしてもなかなか凝ってるんですよ。リュウ・パートにはそういう息抜きが多いから、余計、フォウル・パートと後の深刻さが重いんですけどね。
一見、ほのぼのした展開も、後の重さを考えると確信犯だなカプコン!って感じっす。
マミちゃんのおかげでフォウルは逃げ出しますが、マミはヨムに捕われ、ついにラスト、「呪砲が使えるかもしれん」ときた〜!
裏表紙はリームに憑いたディースさまとマスター、泥竜。作中ではダムを押し流した泥竜ですが、半透明で骨が見えるデザインと、ゆらゆらしててリュウになついてそうなアクションが秀逸。
あと、今回、サイアスの台詞が1つだけ! 4巻ではもうちっとしゃべってくれるでしょうか、犬…?
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