いつもより倍の長さでお届けのスペシャル編。見ている途中で、なんか見たことあるよーな気になりましたが、スペシャルだったら見たのかも。
幻の古代都市を探しにアマゾン川に発った大新聞社のオーナーにして、ターニャの婚約者レフコートが行方不明になった。ターニャとともに救出に発ったAチームは、レフコートをさらったのが自称「棺桶」の川賊だと知り、成り行きから船頭のボビーという女性の船をかっぱらうものの、ボビーの裏切りにより、棺桶氏に捕まってしまう。棺桶氏に命令していたのはドイルという男だったが、その上ではさらに恐るべき陰謀が動いていたのだった…。
久々に登場のターニャ、いきなり玉の輿に乗っております。彼女が登場しなくてもAチームはけっこう情報をもらってたことがあったので、今後、どーなるのか疑問。
スペシャル版なので、モンキーの病院脱走も久々。フェイスは医師か神父に化けることが多いな。しかし、モンキーは最初から全開モード。終始、映画監督になりきって、胸に下げたレンズがカメラの代わり、いつもはモンキーにつきあうフェイスも、今回は「こんな映画、嫌いだ」と言わせてしまうので、相当なものだったよう。フェイスとしては単に自分が被害に遭うのが嫌なだけか?
コングは例によってミルクに睡眠薬を仕込まれ、武器をしまった棺桶に入れられて空輸。それはコングじゃなくても怒るよ。しかし、毎回、「俺は絶対、乗らねぇぞ」と言いつつ、なんとか乗せられてしまうあたり、ハンニバルのが一枚上手っちゅうか、そんなことわかりきってるので最初っから仕掛けてるっちゅうか。しかも、棺桶で目覚めて怒り心頭のコングに、「軍曹! 武器の見張りという大役、ご苦労だった!」とか言って煙に巻いちゃうハンニバル、もう役者が上なんですな。ま、こういうリーダーだから、他のメンバーもついていくっていうか。その割に、毎回のように、トラブルに巻き込まれて嬉しそうなハンニバルに嫌な顔するのは、みんな、いいのか、ほんとに、とか思ったり。
ボビーはちょっと珍しい戦う女。Aチームを罠に陥れたり、颯爽と助けに来たり、カミソリのような鋭さが魅力的。しかし、彼女の父親が実は棺桶氏だと気づいたあたりで、「そういや、これ、見たことあるな〜」と思いました。フェイス、口説くの?
で、基本的に活動中は手袋を外さないハンニバルも、今回はさすがにタンクトップ。フェイスも短パン、モンキーも薄着。その中で、唯一、つなぎを着て、皆が汗だくになっている中、汗のしみさえ見えないコング、どういう身体をしているのやら? どー考えてもアマゾン川流域は暑いと思うのですが? コング以外はみんなして汗だくになってるのに、どーしてコングだけ涼しい顔?などと妙なところが気になっちゃいました。
ラスト、この時代の敵はお約束、ナチス。これさえ出しておけば、人類は皆兄弟っちゅうか、川賊の棺桶氏も味方になる素晴らしさ。しかも、最後は原子炉まで出しちゃって、ちゃんと壊せたんだろーか?
スペシャル版ってことで、舞台も大がかりなら、敵も2段構え、でも報酬が手に入るのは5年後か7年後かってところはいつものAチーム。
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