引き続き後編を視聴。
安全性とか基礎をかなぐり捨てて経済性と電力が必要の大合唱だけで突っ走ってきた日本の原子力政策。原発の立地を進めるために「安全」だと二言目には言ううちに原子力ムラは原発の安全神話に染まっていく。
しかし一方、アメリカでは1979年にスリーマイル原発事故が起こり、1986年にはソ連でチェルノブイリ原発事故が起こり、100万分の1の確率と言われ、想定する必要もないと退けられた原発事故は広範囲な地域に多大な被害を及ぼしていく。
それでも「いまさら基礎なんて」という理由で足元を固めない日本の原子力政策は、いまもこの会合を続けているというが、出席者全員の共通認識は「日本には原子力が必要」であると。
馬鹿かと。もう馬鹿かと。
そして世界的に技術が確立されてもいないのに動かそうとする核燃料サイクルとか、本当に馬鹿かと。結果的に日本中の原発には使用済み核燃料と廃棄物が溜まり続け、それを置く場所もない。自分たちの足元を自分たちで勝手にぶち壊しているという茶番。フクイチの事故を経験しながら、まだ目が覚めないのか、まだ理解する気がないのか。
この
列島の未来は世界の放射性廃棄物の最終処分場、ほかにどんな未来もあり得ない。
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