監督:フェデリコ=フェリーニ
出演:グイド(マルチェロ=マストロヤンニ)、ルイザ(アヌーク=エーメ)、カルラ(サンドラ=ミーロ)、クラウディア(クラウディア=カルディナーレ)、ほか
イタリア・フランス、1963年
優柔不断なイタリア男をやらせたら右に出るもののない(褒めてます)マルチェロ=マストロヤンニがフェリーニ監督の分身ともいえる映画監督グイドを演じた映画です。GYAO!で無料で公開中だったのでした。
43歳の映画監督グイドは、新しい映画の脚本が仕上がらず、温泉療養に来ていたが、そこにプロデューサーらが現れ、プレッシャーをかけてくる。耐えきれずにグイドは妻のルイザを呼ぶが、浮気に走ってきたグイドのために夫婦の仲は冷え切っていた。グイドは次第に自らの理想とする世界に逃げ込んでいく…。
ラスト、「人生はお祭りだ」と言って輪になってほとんどの登場人物が輪になって踊るシーンで、見てもいないのに「Gのレコンギスタ」のエンディングの画像を思い出しました。「ダムA」買ってた頃に「Gレコ」もちょっと読んだんで筋は概ね知ってるんですけど、エンディングで登場人物たちが敵も味方も入り乱れて手をつないで踊ってるシーンです。
↓ これ。
それにしても理想の世界がハーレムとか、どんだけ自分勝手なんだよと思いましたけど、マルチェロ=マストロヤンニではしょうがない。
あと、踊るシーンに至る前にグイドがピストル自殺をしたように見えたのはあれが現実だったのかも。
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