監督:アルフレッド=ヒッチコック
出演:クリストファー=バレストレロ(ヘンリー=フォンダ)、ローズ(ヴェラ=マイルズ)、オコーナー弁護士(アンソニー=クェイル)、ほか
1956年、アメリカ
強盗犯に間違えられた男の戦いと、家族の崩壊を描く冤罪物。
たきがはは、こういう冤罪物が実に苦手でして、基本、見ません。登場人物に感情移入しちゃって、苦しくなっちゃうのです。この映画も、ご飯を食べ、洗濯物を干し、洗い物をしつつ、ぶちぶち切って見ました。ああ、しんど。
同様の理由でスプラッタやホラー系も見ません。加害者よりも被害者の方に立っちゃうので、痛いのは嫌です。
なぜかアクション物だと主人公の側に立っちゃうので、いけいけどんどんで見られるんですが…
ヘンリー=フォンダ氏だと、この映画を撮った翌年に「十二人の怒れる男」に出演してるので、この時の主人公の怒りが乗り移っちゃったのかなぁとか邪推しました。しかし作中では「38歳」なのに当人は51歳とは詐欺だろう、それ…
途中で証人が死んでいたり、奥さんが精神病院に入ったりと、事実をもとに作られた映画だけに救いのない展開が続きましたが、最後は真犯人も捕まり、奥さんも2年後には回復したそうなんで、ハッピーエンドになってよかったよかった。
たんぽこ通信 映画五十音リスト
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