監督:パク=チョルグァン
出演:ジェギュ(パク=シニャン)、チョンミョン(チョン=ジニョン)、住職(キム=インムン)、プルゴム(パク=サンミョン)、ワングラ(キム=スロ)、マンネ(ホン=ギョンイン)、ヒョンガク(イ=ウォンジョン)、テボン(イ=ムンシク)、ミョンチョン(リュ=スンス)、ヨンファ(イム=ヒョンギョン)、ほか
韓国、2001年
見たことがなかったんで借りてきました。
キャストには書いてませんが、ジェギュたちを裏切った兄貴役がホ=ジュノさんかと思ったんですが、違うのかな…
ヤクザ同士の抗争で追われる身となったジェギュたち5人は、やむにやまれず、山奥の寺院に逃げ込む。しかし、1週間の滞在が延びていき、チョンミョンたち修行僧は、ヤクザたちが修行の邪魔になると言って反発するが、双方から言い出した勝負は勝負がつかず、住職の出した「穴の空いた水瓶に水を満たせ」という問題を解いたジェギュたちは居座る許可を得る。ところが兄貴分に連絡するために村に下りたジェギュは、自分たち5人がいつの間にか指名手配される身であることを知り、弟分の言う「裏切り者」が誰か考えを巡らす。やがて兄貴分たちが迎えに来るが、組のオヤジが亡くなったことを知らされ、ジェギュたちも葬られそうになるが、そこを助けたのはさんざん反発しあいながら、いつの間にか親しくなっていたチョンミョンたちだった。
ヒューマンコメディだそうで、ヤクザと坊主という、相反するような存在が同居するおかしさと、それぞれの登場人物たちの個性のおかしさが、なかなか楽しい映画でした。
「
反則王」とか「
リベラ・メ」でのバイプレイヤーぶりが印象に深いパク=サンミョンさん(「リベラ・メ」だとラスト、煙草を吸いながら火にまかれちゃう役。せっかくの休暇なのに休暇を返上して現場に来ちゃうお父さん)やキム=スロさんを久しぶりに見たのも嬉しかったです。しかし、キム=スロさんは「反則王」でラスボス(主人公が最後に戦う強いレスラー)やったのが印象にあったので、「リベラ・メ」のマンチとかも、もっと大きい人だと思ってたんですが… キャスト的には間違いないようです。
同じ監督で「達磨よ、ソウルに行こう」も作られたようですが、純然たる続編ではないっぽいです。
たんぽこ通信 映画五十音リスト
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