監督:アンリ=ヴェルヌイユ
出演:ヴィットリオ=マナレーゼ(ジャン=ギャバン/森山周一郎)、ロジャー=サルテ(アラン=ドロン/野沢那智)、ル・ゴフ警部(リノ=ヴァンチュラ/田口計)、ジャンヌ(イリナ=デミック/藤波京子)、アントニオ(アメデオ=ナザーリ/寺島幹夫)、ほか
フランス、1969年
吹き替えだったんですが、森山周一郎さん大好きなんで見ました。
ニューヨークを根城にするマフィアのアントニオもいかしたおっさんで、ロジャーへの義理も果たしつつ、ヴィットリオへの友情も忘れないという絶妙な立場とか、忘れた腕時計の秒針にも反応する超厳重な警備を明らかにするところとか、短い出番ながら、秀逸。
やはり後は、何といっても名優ジャン=ギャバンとがっぷり渡り合っちゃう一匹狼の殺し屋アラン=ドロンの悪の魅力ですね。そこにからむリノ=ヴァンチュラも最高vv
キャストを調べていたら、ジャンヌ役(ロジャーを誘惑したために一族郎党の不和の種となってしまう)のイリナ=デミックさんは「
史上最大の作戦」にも出演していたそうです。
フランス映画の良さをこれでもかと堪能できるお薦めです。
テーマ曲がまた格好いいんだこれが。
と思ったら、「
ウェスタン」の最後の決闘シーンの動画も見つけたんで貼っておきます。チャールズ=ブロンソンの男臭さと、ヘンリー=フォンダの格好良さ、クラウディア=カルディナーレのいい女っぷりを堪能できる1粒で何倍も美味しい映画ですvv
たんぽこ通信 映画五十音リスト
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