監督・原作:宮崎駿
出演:ポルコ=ロッソ(森山周一郎)、マダム・ジーナ(加藤登紀子)、カーチス(大塚明夫)、マンマユート団のボス(上條恒彦)、ピッコロ(桂三枝)、ほか
たきがはの嫌いなジブリ、もとい宮崎駿です。嫌いになったのは「もののけ姫」以降で、この頃は好きだったのだよ。というか、金払って見に行ってもいい映画だったのですよ、この作品が最後ですが。
たきがはが宮崎駿が嫌いなわけは
・安易なヒューマニズム
・少女好き
・引退すると言ってからが長い
に尽きますが、ここにジブリが嫌いなわけを足すと
・絵がどれも同じに見える(ていうか、全部、宮崎の絵に見える)
です。
この映画は珍しく、大人が主役です。ただ、久々に見ましたし、初見の時から好きになれませんが、フィオのキャラがやっぱりいつもの宮崎だな〜と。しかも後半、フィオが若い女の子でなかったら解決しない展開になってたのがいただけないな〜と思いました。くっつきそうでくっつかない(実際、ジーナの4番目の旦那がポルコというのは若い頃を回想したシーンで、ポルコ=マルコの飛行機に4と書いてあるからだと宮崎自身が明かしてましたが)ポルコとジーナのカップルに、やっぱりフィオが後押ししたように見える(ポルコの豚の魔法が解けたのはフィオがキスしたからだろう)のも好きになれませんでした。
初めて見た時は森山周一郎さんが主役やる〜! 加藤登紀子さんが主題歌唄って、ヒロインやる〜!ってんで、張り切って見に行ったものですが、何年も経っちゃうとこんなものさ。
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