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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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弟の夫

原作:田亀源五郎
出演:弥一・涼二(佐藤隆太)、マイク(把瑠都)、夏菜(根元真陽)、夏樹(中村ゆり)、カトやん(野間口徹)、ほか

ゲイ漫画家、田亀源五郎が初めて一般誌に書いた漫画をドラマ化したもので、地上波でかかってたのを第1話の途中から見ました。

娘の夏菜と暮らすシングルファーザーの弥一のもとにカナダから弟の夫だというマイク=フラナガンが訪ねてくる。弥一の双子の弟、涼二はカナダでマイクと結婚したが、昨年、亡くなったのだ。外国人の叔父さんに興味津々の夏菜とは対照的にマイクを煙たく思う弥一だったが、自らの偏見と向き合ううちに、いつかマイクを家族だと思えるようになっていくのだった。

噂は聞いていたんですが、期待以上にいい出来のドラマだったと思います。特に原作そっくりのマイクと、素直な夏菜ちゃんが上出来で、ハートフルなドラマに仕上がっていました。
原作よりも弥一は細い感じでしたが(原作では作者の好きそうなガチムチだったので)逆にニュートラルな感じが良かったと思いました。

全4巻の原作を3話に縮めた分、弥一と夏樹が離婚した理由がいまいちわかりづらいくらい、夫婦円満に見えましたが、まぁ、話の都合上、しょうがないのかなと思えてしまったのが欠点と言えば欠点か。

夏菜ちゃんの友だちのユキちゃんの母親が偏見を見せていたのに娘には偏見のないのが頼もしかったです。
あと、夏樹が「家族でしょ」とあっさり言ってのけるたくましさなんかも好感が持てました。

いいドラマでした。

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