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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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たきがは様こんばんは〜
「太陽がいっぱい」、やっぱりあのラストが衝撃的であると同時になんだかやるせなくて印象深いです。全てを手に入れ満ち足りたトムが「ああ、太陽がいっぱいだ」と呟く、その直後に急転直下…というラストは忘れられない(つд`)
ちなみに同じ原作を映画化した「リプリー」(トム役がマット・デイモン)も、この先も嘘をつき続けなければならないトムの絶望が伝わってくるラストが結構気に入ってます。

アラン=ドロンが(・∀・)イイ!!

そら様、いつもありがとうございます〜v

>「太陽がいっぱい」、やっぱりあのラストが衝撃的であると同時になんだかやるせなくて印象深いです。全てを手に入れ満ち足りたトムが「ああ、太陽がいっぱいだ」と呟く、その直後に急転直下…というラストは忘れられない(つд`)

そうなんですよねぇ。前半がトムがいかに虐げられたかって感じで、フィリップに対して殺意を育てていく。それが、マルジュの下船で一気に吹き出し、あとはフィリップが生きているように取り繕いつつ、でも第二の殺人も犯し…と同情の余地はないキャラクターのはずなんですが、やっぱりアラン=ドロンの格好良さが、もう後の作品のベースでもありますので、後半は特に光り輝いているようで、彼が犯した犯罪なら許しちゃえるっていうか(←だめすぎ)、マルジュが転ぶ理由もわかるっていうか、でも、罪は罪として裁かれることが予想されるラスト、その直前の台詞なだけに「太陽がいっぱいだ」って言うトムがせつなくてせつなくて… マルジュにフィリップの遺産が入り込むように工作もした、マルジュも落とした、すべては自分の思うがままになったという心情が伺えるだけに、哀調あふれるテーマ曲がかぶさって、ラスト…も上手い!と拍手してしまいます。

>ちなみに同じ原作を映画化した「リプリー」(トム役がマット・デイモン)も、この先も嘘をつき続けなければならないトムの絶望が伝わってくるラストが結構気に入ってます。

へぇ〜 実はこっちは未見です。最初は「太陽がいっぱい」のリメイクだと思ってたんですけど、Wikipedia見たら、原作が同じだけなようで。ただ、「太陽がいっぱい」の人気にどう考えてもおんぶにだっこしてるやろ!って突っ込みが私的に入ったので、見ても、きっと比較しちゃうだろうし、見ることはないだろうなぁと思ってます。

まぁ、「リプリー」に限らず、最近のハリウッドでやたらに多いリメイクとか再解釈ものにはまったく見る気が起きないんですが。

個人的には「太陽がいっぱい」のラストでどん底に落ちることが予想されるトム、というのがいいので、たとえトムが「リプリー」のように生き延びても、逆にあんまり共感しないかもしれません… 「太陽がいっぱいだ」って台詞が生きてきませんし…

  • たきがは
  • 2010/05/10(Mon.)

太陽がいっぱい

監督:ルネ=クレマン
音楽:ニーノ=ロータ
出演:トム=リプレー(アラン=ドロン)、フィリップ=グリーンリーフ(モーリス=ロネ)、マルジュ(マリー=ラフォレ)、ほか
フランス・イタリア、1960年

アラン=ドロンの二枚目っぷりでいったら、最高傑作です。なんちゅうてもその色気、テーマ曲、脱ぎっぷり(←まて)が最高。後の「シシリアン」とか「さらば、友よ」に通じるピカレスク・ロマンです。常々、男は悪役やってなんぼと公言しているたきがはには理想的なお方… おそらく、たきがはの面食いの原点じゃないかと思われるんですが、あちこち食い荒らしてる感もございますんで、久しぶりに映画見て、改めて惚れ直しました。

監督が「禁じられた遊び」のルネ=クレマンさんです。この映画もいいですよーッ! 最後の「ミシェール! ミシェール!!」って走り出す女の子(名前は忘れた)の辺りで号泣っていうか…

話としては、あくまでもトムが主人公のピカレスクものなんで、推理物として突っ込みどころが多いのは突っ込まないのがお約束です。遺書なんかトムの指紋しかないだろとか、どう考えてもばればれだろとか。ただ、ラスト、トムの犯罪を白日のもとにさらすフィリップの死体が上がってきた時、これはフィリップの執念であり、主人公はやっぱりトムなんだけど、犯罪はいけませんよっていう話だなと。そこにかぶさるテーマ曲と「太陽がいっぱいだ」っていうトムの台詞が最高です。煙草の持ち方とか、何をしても絵になるお方でありますよ。

↓YouTubeに予告編が置いてあったので、貼っておきます。こんなものが残ってるなんて、貴重だわ、YouTube。



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たきがは様こんばんは〜
「太陽がいっぱい」、やっぱりあのラストが衝撃的であると同時になんだかやるせなくて印象深いです。全てを手に入れ満ち足りたトムが「ああ、太陽がいっぱいだ」と呟く、その直後に急転直下…というラストは忘れられない(つд`)
ちなみに同じ原作を映画化した「リプリー」(トム役がマット・デイモン)も、この先も嘘をつき続けなければならないトムの絶望が伝わってくるラストが結構気に入ってます。

アラン=ドロンが(・∀・)イイ!!

そら様、いつもありがとうございます〜v

>「太陽がいっぱい」、やっぱりあのラストが衝撃的であると同時になんだかやるせなくて印象深いです。全てを手に入れ満ち足りたトムが「ああ、太陽がいっぱいだ」と呟く、その直後に急転直下…というラストは忘れられない(つд`)

そうなんですよねぇ。前半がトムがいかに虐げられたかって感じで、フィリップに対して殺意を育てていく。それが、マルジュの下船で一気に吹き出し、あとはフィリップが生きているように取り繕いつつ、でも第二の殺人も犯し…と同情の余地はないキャラクターのはずなんですが、やっぱりアラン=ドロンの格好良さが、もう後の作品のベースでもありますので、後半は特に光り輝いているようで、彼が犯した犯罪なら許しちゃえるっていうか(←だめすぎ)、マルジュが転ぶ理由もわかるっていうか、でも、罪は罪として裁かれることが予想されるラスト、その直前の台詞なだけに「太陽がいっぱいだ」って言うトムがせつなくてせつなくて… マルジュにフィリップの遺産が入り込むように工作もした、マルジュも落とした、すべては自分の思うがままになったという心情が伺えるだけに、哀調あふれるテーマ曲がかぶさって、ラスト…も上手い!と拍手してしまいます。

>ちなみに同じ原作を映画化した「リプリー」(トム役がマット・デイモン)も、この先も嘘をつき続けなければならないトムの絶望が伝わってくるラストが結構気に入ってます。

へぇ〜 実はこっちは未見です。最初は「太陽がいっぱい」のリメイクだと思ってたんですけど、Wikipedia見たら、原作が同じだけなようで。ただ、「太陽がいっぱい」の人気にどう考えてもおんぶにだっこしてるやろ!って突っ込みが私的に入ったので、見ても、きっと比較しちゃうだろうし、見ることはないだろうなぁと思ってます。

まぁ、「リプリー」に限らず、最近のハリウッドでやたらに多いリメイクとか再解釈ものにはまったく見る気が起きないんですが。

個人的には「太陽がいっぱい」のラストでどん底に落ちることが予想されるトム、というのがいいので、たとえトムが「リプリー」のように生き延びても、逆にあんまり共感しないかもしれません… 「太陽がいっぱいだ」って台詞が生きてきませんし…

  • たきがは
  • 2010/05/10(Mon.)

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