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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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世代

監督:アンジェイ=ワイダ
出演:スターショ(タデウシュ=ウォムニツキ)、ドロタ(ウルスラ=モジンスカ)、ヤーショ(タデウシュ=ヤンチャル)、ムンデック(ロマン=ポランスキー)、ほか

某国営放送でポーランドの映画監督、アンジェイ=ワイダさんのが3本連続でかかりまして、前から見たかったものですから、撮ってもらいました。ネットでちょっこら情報を収集したら、この「世代」はワイダ監督のデビュー作で1954年、俗に「地下水道」「灰とダイヤモンド」と合わせて抵抗3部作と言われているようです。
ポーランドは初めて行った海外旅行というのもありますが、今も各地に残るホロコーストや第二次世界大戦の傷痕などから気になる外国で、「地下水道」と「灰とダイヤモンド」は、一度見てみたいな〜と思っておりました。
たきがはが見たことがあるのは「コルチャック先生」だけですな。

物語はナチス・ドイツ占領下のポーランドの一都市。人民警備隊を名乗る反ナチ運動の活動に加わった勤労学生のスターショが、同僚であるヤーショとともに戦い、ドロタの指導を受けながら活動家となっていく様子が骨太な映像で描かれてます。ヤーショは一度、「人殺しはたくさんだ」と言って活動から手を引きますが、蜂起したユダヤ人を助けた時に囮となって自ら死を選びます。ドロタは市民警備隊のリーダーでしたが、工場の幹部ににらまれて活動のしづらくなったスターショと住処を引っ越す直前にゲシュタポに捕まってしまいました。残されたスターショはドロタの言い残した合言葉とともに部下を率いることになり、というところでエンド。

世代は替わってもこうして戦いは続けられていくのだ、というワイダ監督の骨太なメッセージが伝わるラストでした。

スターショの同僚ムンデック役で出演のロマン=ポランスキーさん、どっかで聞いた名前だな〜と思っていたら、「戦場のピアニスト」の監督だったよ。

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