監督・製作:ハワード=ホークス
出演:マクナリー大佐(ジョン=ウェイン)、タスカローラ軍曹(クリス=ミッチャム)、コルドナ大尉(ジョージ=リベロ)、シャスタ(ジェニファー=オコーネル)、ほか
1970年、アメリカ
ハワード=ホークス監督の「リオ・ブラボー」「
エルドラド」に続く3部作で遺作だそうです。ジョン=ウェインも晩年だし、クリス=ミッチャムはジョン=ウェインも何回か共演したロバート=ミッチャムの息子だそうで… あんまり似てないけど。
コルドナ大尉率いる南軍に金を奪われた北軍のマクナリー大佐は、南北戦争が終わっても南軍に情報を売った裏切り者を追っていた。コルドナ大尉から連絡があり、ゴールドストーンの町で再会した2人は、リオ・ロボの町に帰ったコルドナ大尉の元部下タスカローラ軍曹が町の悪徳保安官に牧場を奪われそうだと聞いて助けに向かう。どうやら、敵の親玉は、マクナリーが追っている裏切り者らしいのだ…。
「リオ・ブラボー」「
エルドラド」の乗りに近い、ジョン=ウェインの痛快西部劇です。
この時代になってきますと、ジョン=ウェインもロマンスは若者任せな上、ヒロインのシャスタにまで「あなたなら安心だから」とか言われてます。男として屈辱ではないのか! まぁ、何度も言及してるところをみると、それなりに傷ついたっていうか。ラスト、タスカローラの彼女マリアのお友だち、アメリタから好意を寄せられてまんざらでもないのが微笑ましいっていうか。
お約束、銃を持たせると危ない酔っぱらいじいさん、登場です。ハワード=ホークス監督のはこのキャラがいないとね!
裏切り者の末路が味方に用なしだと撃たれるとか、アメリタの頬を切り裂いたという保安官がアメリタに復讐される前、自分の銃が暴発とか、勧善懲悪もすっきりしとります。
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