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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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ヨーロッパ1951年

監督:ロベルト=ロッセリーニ
出演:イレーネ(イングリッド=バーグマン)、ジョルジュ(アレクサンダー=ノックス)、アンドレア(エットレ=ジャンニーニ)、ジュリエッタ(ジュリエッタ=マシーナ)、ほか
イタリア、1952年

2015年最後の鑑賞になりました。見たことがないバーグマン出演作だったので中身とか確認せずに借りてきたので、落としどころがどこだかわからなかったのですが、終盤で納得。

ローマに住むイレーネとジョルジュには一人息子ミシェルがいたが、幼少時代をロンドンで空襲に遭ったため、神経質な少年に育ってしまい、軍隊にいたジョルジュは息子のことを理解できないでいた。イレーネの伯母が訪れたパーティで、ミシェルを邪険に扱ったイレーネは、ミシェルの飛び降りの狂言からミシェルを失ってしまう。自分が息子に向けた言葉を深く悔いるイレーネは、従兄の新聞記者アンドレアに紹介されて、貧しい人びとへの奉仕にのめり込んでいく。しかし、その深い隣人愛は夫ジョルジュの理解されないところとなり、やがてイレーネは精神病院に入れられてしまう…。

最初は家族物かと思ったら、息子のミシェルは早々に死亡、ショックを受けたバーグマンは母親がアメリカから会いに来たにもかかわらず、部屋に閉じ籠もってしまいます。
その後、以前から夫には「シンパだ」と言われる従兄のアンドレアと連絡を取り合い、同じように子どもを失いそうになって嘆く貧しい家族を援助することで脇目も振らずに隣人愛に目覚めるわけです。

」の三年前のジュリエッタ=マシーナが子ども好きなんだけど、あんまり働く気のなさそうな、でも、どうして六人もの子ども養ってんだ!って母親役を好演。

イングリッド=バーグマンは、「ガス燈」でもそうなんですが、思い込みの激しい奥様を熱演、キャストやスタッフのプロフィールを見てたら、バーグマンはロベルト=ロッセリーニとの関係が噂されてハリウッドから干された後だそうで、ロッセリーニ監督は途中まで「道」の監督と勘違いしていたら、「道」はフェデリコ=フェリーニ監督でした。で、見たことないですが「無防備都市」の監督だそうです。
相変わらず美人です。

ハリウッド映画だと、聖女よろしく目覚めちゃったイレーネが夫の理解も得られてめでたしめでたしで終わりそうですが、イタリア映画なもんで、そういう甘々な展開にならず、イレーネは精神病院に入れられて、本人も出る気なくて、「私にはここでやれることがあります」とか言って、ジュリエッタたちに「あの方は聖者だよ」とか言われて終わりでした。

年の瀬に渋い映画見たわい。

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