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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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ポケットの中の戦争6

最終話。いろいろ書きましたが、完成度は高い話だと思います。「リーンの翼」なんて見たあとにゃあな。ふ…(とほひめ)何回も見ようとは思いませんが。

アルの助けを借りて、最初にこのコロニーにやってきた時に乗っていたザクを修理するバーニィは、ガンダムと戦う。しかし、母と父を迎えに行ったアルは、ジオン軍の核爆弾を載せた戦艦が連邦軍に落とされたことを知り、バーニィを止めようとするが、もはや彼の声は届かず、バーニィはザクともども木っ端微塵になってしまう。しかも、ガンダムのパイロットがクリスだと知り、驚くアル。やがて戦争は終わり、クリスも地球に異動になる。アルはクリスにザクに乗っていたのがバーニィだと告げられなかった。

バーニィ、犬死に。南無南無。つーか、バーニィって、アルにビデオを残して、自分が戦う理由を「兵士だから」とか言ってたりするんだけど、こんな戦争末期の新兵って、どういう事情でジオン軍に入ったんでしょうか? 徴兵か? 志願兵か? 隊長たちの仇を取るほどつき合いあったわけじゃないし、まぁ、核攻撃を防ぐためとはいえなぁ。間が悪いというか。最後までなんか兵士らしくないなぁという印象がぬぐいきれず。まぁ、そんなキャラはそうそういなかろうけど。その兵士というところから遠いところにいそうなバーニィが、自分の死も顧みず、というところに違和感が残るわけです。そこまでの覚悟を持って、この戦争に参加したわけじゃなさそうだっただけに。
クリス、「バーニィによろしく」って、なんか怖い台詞だよね。事実を知らない無邪気さと、でもしっかりザクを倒す非情さと、一応中尉だし、兵士としての覚悟はバーニィよりよほど上かと(アルにあげた階級章から判断するにバーニィは伍長だろう。ザクを落とされて昇進できたとも思えんし。死後特進も、ジオン負けるからないだろうし)。しかし、この話だけのキャラなんで、その後が語られることもなく。
まぁ、あえて後日談とか描かずに、ここで話を切ったのはよかったんでないかと思った。

原画とかに佐野浩敏氏の名前をはけ〜ん。
「ジャイアントロボ」は3年後の作である。やっぱり、秋元羊介氏をアルベルトに起用したスタッフは慧眼であるなとしみじみ。隊長、いいキャラだけど、おとなしいもんなぁ。2作のあいだに何に出演されてたのか気になるところだ。アルベルトの流れでマスターはあんまり違和感ないしな。

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