サブタイトルは「戦士は復活した!! 激突ヒュンケル対ハドラー」です。
復活したヒュンケル、まずは経緯を語ります。
溶岩に呑み込まれたと思ったら、クロコダインの真空の斧によるバギで溶岩を押しやり、そこにガルーダが飛び込んで救い出した模様。男だ、ガルーダ。
目覚めたヒュンケルは生き恥をさらすよりと言いますが、クロコダインの熱い説得により今こそダイたちとともに戦うことを決意するのでした。「たとえ生き恥をさらそうと己の信じる道を歩めるならそれでよい」とはいい言葉だ、おっさん! わしは基本、死に急ぐキャラは好きになれないんですが、クロコダインのこの台詞は「黒旗水滸伝」に寄せられた宮崎学さんの「竹中労にとっての転向とは、闘うことを放棄したかどうかであって、群れから離れるかどうかではない。見事なまでの歴史に対する自覚である」にも通じる名台詞だと思いますね。だからクロコダイン好きだわ。
ヒュンケルの闘気にひかれ、鎧の魔剣も戻ってきました。
ポップはマァムがヒュンケルにベタぼれなもんでこの場をヒュンケルに任せて、さっさと中央の塔へ向かいます。嫉妬心ありあり。原作だとここまでべたべたじゃなかったと思うんですが。
で、ヒュンケルはハドラーの部下も一蹴して、ハドラーに「命を賭けて挑んでこい」と挑発します。本気で強いから格好いいんだよね、こういう台詞が。
一方、クロコダインも絶好調。ダイを中央の塔へやり、モンスターごと獣王痛恨撃で炎魔塔をぶっ飛ばしてしまいました。ザボエラ、役に立たねぇ。
で、両方の塔が倒されたのでバルジ島を見つめるマトリフとエイミも結界が消えたことを確認。この人たち、いつから見ていたんだろう? そこでエイミの尻に抱きつくマトリフが好きだ。弟子のポップともども、この話のエロを一手に引き受けてます。
ほとんど足手まといって感じで残ったバダックさん、クロコダインの獣王痛恨撃を物騒だという理由で「獣王会心撃」と改名。このおっさん、この後でクロコダインと仲良くなりますんで、偏見があんまりないいいキャラなんだよね。
一方、ヒュンケルとハドラーの戦いがいよいよ本格的に始まりました。いまさらアバンの仇などというおこがましいことは言わんと言っちゃうヒュンケルの真面目さがけっこう好き。でも、お父さんの仇は堂々と言えますんで、その名目で戦います。
ダイとポップとマァムが合流し、中央の塔へ。
で、ハドラー、ヒュンケルのブラッディースクライドを喰らって倒れますが、近づいたヒュンケルにヘルズクローを突き刺し、メラゾーマを放ちます。ハドラーには心臓が2つあって、ブラッディースクライドは片方を貫いただけだったんですね。それにしても心臓1個潰されるの覚悟なんだから、ハドラーも意外と漢(おとこ)ですな。
ハドラーの捨て身の攻撃で次回に続く。
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