サブタイトルは「暗黒闘気! “闘魔傀儡掌”がダイを襲う!!」です。
とはいうものの、メインはなんというてもヒュンケルの必殺技からダイを庇う獣王クロコダインでありましょう。
ダイから受けた傷も癒えていない身でダイを庇うクロコダインは涙なくして見られぬシーンであり、もともとの侠気も幸いしてますます人気を上げたものと予想。わしもここら辺で好きになったような気がする(しかし「ダイ」を読み通すきっかけはふと読んだマトリフなので、クロコダイン、ヒュンケルは後付けの可能性も高い)。
涙ながらにヒュンケルを説得しようとするクロコダインはまさにヒュンケルが言うように「くせ者揃いの6団長の中でもあんた(クロコダイン)とバランだけは尊敬に値する男だと思っていた」男っぷりの良さです。
クロコダインだったら、このままダイたちの敵でもやっぱり格好良かったと思うのですが、そのポジションには悪役そのものだったハドラーがポップ(「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」で最大の成長キャラはポップ)にも匹敵する成長ぶりを見せたので、クロコダインは魔王軍の中でも真っ先に仲間になることにより、子どもばかり(ヒュンケルが確か21歳で、マァム16歳、ポップ15歳、ダイ12歳ぐらいだったと記憶)のダイたちの中で唯一の大人、おさ〜んなキャラとしてその位置を確立するのでした。
しかし、戦局は最悪で、ダイとポップはヒュンケルにかなわず、クロコダイン直属のガルーダによって助け出され、マァムはヒュンケルの人質になってしまいました。
そこに現われた鎧姿の人物は敵か味方か?というところで次回に続く。
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