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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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クレイモア 1枚目

妖魔の跋扈する世界。人間たちは圧倒的な力を持つ妖魔に脅えて暮らしていたが、ただひとつ妖魔に対抗できる存在が、半人半妖の女戦士たちクレイモア、その特徴的な瞳の色から「銀眼の魔女」とも呼ばれる存在だった。
ちゅうファンタジー。前からタイトルは知ってたんだけど、なにしろ「ジャンプ」ってたきがは、読まんのですよ。「ダイの大冒険」は例外。「聖闘士星矢」はギャグとして読むとおもしろい。「幽々白書」は愛蔵版でまとめて読んだ。「ヒカルの碁」と「デスノート」と「ワンピース」と「テニスの王子様」は全部ぶくおふで立ち読み。あとはまったく興味なし。ちゅうか、どういうラインナップでしょうかね。あ、「テニス」はあんまり話題になってるんでどんなもんかなー?と思って手に取ったけど、青春学園というネーミングで眩暈がしたので、やめましたが。

でだ。「クレイモア」。もともとたきがははファンタジーものは好きなのだ。しかも「クレイモア」の設定はなかなか好みだったりするのだ。いや、遠く「サイボーグ009」にも通じるところがありますでしょ? 好きだったんですよ、むかし。生まれて初めて買った漫画が「009」の「ベトナム編」だったもんね。でも「地下帝国ヨミ編」が私的には最高傑作で、「ジョウ、君はどこに落ちたい?」で終わってた方が良かったんじゃないかと思いつつ、「サンデー」での連載は生まれて初めて買った週刊少年漫画誌でしたねぇ。一時期はコミックスも全巻(未完に終わった「神々との戦い編」除く)持ってたんですけどね。

閑話休題

で、「クレイモア」のどこが「009」に似てるかと言ったら、「人間であって人間でない。彼(女)らサイボーグ(クレイモア)の悲しみの心を」()内は「クレイモア」に置き換えてもらえるとわかりやすいかと思います。そういうところなんですね。
でも、ずっと読みそびれてたもんで、「ベルセルク」は17巻が出てたあたりで、いきなり全巻買うという暴挙に出たもんですが(しかし25巻ぐらいで手放しましたが)、さすがに最近はセーブするようになってまして、いや、先日、「ジャイアントロボ 地球の燃え尽きる日」はいきなり2冊買ったけど、2冊だし、いや、何より「ジャイアントロボ」を前にしてたきがはが理性を保てるかと言ったら無理難題ちゅうもんで、いや、「そんなことはどうでもいい!((c)シュバルツ=ブルーダー)」んですけど、「クレイモア」もなんとなく避けてたわけなんです。でも、「グレンラガン」借りる時に、1巻しか借りられなかったんで、ついでに借りてみようかいというわけで借りてみた。

第1話
クレアとラキ登場の回。ええ、クレア登場時の村人の拒絶反応がなんか大袈裟やな〜と思って見てましたが、妖魔と戦う時の豹変ぶりはなかなか良い演出でした。まぁ、中世ぐらいの時代設定でしょうから、迷信深い人びとがクレイモアを拒絶するというシチュエーションはありがちだと思うんですけど、やはりラキという狂言廻しがおって、その視線で見てますから、どうもクレイモア=怖いとなりにくい。そこへ豹変するクレア、というのは拒絶する村人の気持ち、それでも自分を捨てた村人よりも恩人であるクレアの方がいいと思ってしまうラキの気持ち、とかわかりやすくて良かったなと。私的にはラキの兄の身体を乗っ取った妖魔が、ラキを殺そうとして涙を流すというシーンはなくても良かったんじゃないかと。全然、後で回収してない伏線だし。ちょっと蛇足、かな。ラキも兄の死を嘆く暇もなくうっちゃられてますからねぇ。ラキの素直さはこの世界の中では異質なんだろうけど、視聴者が感情移入しやすくていいかな。

第2話
いきなりクレアの親友抹殺の回。フラッシュバックして挟まれるクレアの回想シーン。ええと、根本的な疑問なんですが、半人半妖というのは人間と妖魔のハーフっちゅうことではないんでしょうか? そこんところがわかりにくかった。クレアにとってただ一人、心を許せる友であったエレナ、でも、その親友が妖魔に堕ちる前に切捨てねばならない過酷なさだめ。なかなか泣けるシチュエーションなんですが、クレアのクレイモア(という、スコットランドだったかの大剣のことですな)をぶんまわすさまが、重量感を感じられないのが、それだけクレイモアというのは腕力が強いという演出なのか、戦闘シーンがけっこう一瞬で終わるもんで、まぁ、エレナの場合は殺される気満々だったんだろうし、もうちょっと緊迫感あってもいいかな〜なんて思ったり。「妖魔の血肉を取り入れる」というのがどういう意味なのかわかりにくいので、クレアたちの苦痛が想像しにくいかな。いっそ、エヴァのように妖魔をがつがつ食ってみるとか? なんかスプラッタファンタジーになりそうですね。撤回します、はい。

第3話
クレイモアの侵入を禁じられた聖都ラボナで、クレアの戦い。なんちゅうシーンで続くんじゃー! しかし第1話で腹に腕を貫通されても無事だったクレアなんで、きっと無事だろうと思ってるよ。そういう伏線でもあったわけなんだな、きっと。ころころ変わるクレア。ふつうの人になったり、またクレイモアに戻ったり。どうでもいいんですが、いくら洗礼を受けてる時とはいえ、ヴィンセント司祭との話ってやたらに声の反響する演出があって、ちっとも内緒話になってないのが気になった。あと、警備兵の二人、馬鹿だ。特にナイフ投げ、二度も「なんだ、こいつは」って、相棒の言うことを聞いていなかったのか、おまえは? クレアに「かなわない」だの「逃げろ」だの言われてるのに足を引っ張るし、大聖堂で人が殺されてるのにクレアを追っかけるのに躍起になってるし。ちょっとお馬鹿さん度高いですね。

ちゅうことで、続きを借りてきます。私的には「グレンラガン」よりおもしろかったので、こっちのが借りやすそうだし、一気に見るのも悪くないかと思いましたが、カテゴリ増やしたんでおわかりかもしれませんが、ええとね。

「特攻野郎Aチーム」

ついに手を出しました。それもレンタルじゃなくて、DVD揃えようと思いました。好きだ、好きなんだよ、ハンニバル、フェイス(フェイスマンというよりフェイスのが馴染みがあるんですが、実際のところはどうなのか)、モンキー、コング。実はTV版見るの、初めてなんすよ。いままでずーっとスペシャル版しか見たことなくって。
毎日「Aチーム」。うわぁ、すごく楽しい。なんで、「クレイモア」も「グレンラガン」も当分先になりそうです。

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