たきがはさんは去年、分不相応にもマンションを売って大金を手に入れたもので、確定申告ちゅうのをやらねばならん。で、税務署から書類が送られてきて、第一表と第二表まではさくさく書けたものの、第三表がどこに何を書けばいいのか、付表がなんでついてないのか、そもそもどの書類を見なきゃならんのか全然わからず、説明書とか例示とか読めば読むほど混乱してきて、とうとう自力で書くのを諦めた。
で、まぁ、税務署が水俣にはなくて八代にあるのだが、今日と明日の2日間、水俣に出張してきて相談会場を設けてくれるっていうんで、こりゃあ行かねばなるまいと思って行ってきた。
ら、なんであんなに能率の悪いことするんですかね。
係員の数が質問したいもんに足りないことなんかわかりきっているんだから、早く来たもんから順番に応対していってくれればいいのに、会場に机を並べ、申告者がそこに座って、書ける奴は書く。出せる奴は受付があるので出す。でも会場内を税務署のもんがうろうろして呼び止められたら相談を受けるちゅうのは、どー考えても、声のでかい奴が有利に決まっておる。早く来たかとか関係ない。いかに係員をさっさと呼び止めるか、それ一点に勝負がかかっておる。
と文句を言うとおり、たきがは、こういう勝負にとんと弱い。どうにもでかい声を出せないもので、結局、2時間待って、結果は15分足らず、という
俺の時間を返せ、な一日となった。
まぁ、確定申告なんてものはそうそうやるものではなかろうけんど、特に今年のように譲渡なんてもうないだろうし、だから来年になると何をしたらいいのかわからなくなったりするんだが、ともかく、一仕事済んだので、あとはお金が無事に帰ってくれば、いい加減に邪魔くさい不動産関係の書類一切合切が捨てられるなぁと思うのだった。
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