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光州(クァンジュ)の次はいよいよ済州島です。そのために李芳根(イ=バングン)のように木浦(モッポ)から船に乗るというプランですので、朝早い電車で木浦を目指します。まぁ、李芳根が乗ったのは小さなポンポン船(イメージ)で、こちらは大きなフェリーという違いはありますが、そこは気分です。

光州松汀駅。西光州とある方が光州駅へ行く路線ですが、線路はそこでおしまいなのでした。



あと木浦に行くにはKTXという選択肢もあるのですが、値段が倍以上違うので(速さも倍)、たきがはには選ばれなかったのでした。ただKTXの方が本数は圧倒的に多いので乗るならKTXの方が楽です。結局、乗り損ねましたが。

光州からはしばらく霧の多い風景が続きます。どこか日本の農村にも似た懐かしい景色です。



朝一の電車だからフェリーには余裕で間に合うだろうと思ったらさにあらず。タクシーをすっ飛ばしていけば、ぎりぎり間に合ったかもしれない9時発の済州島行きは、たきがはがもたもたしている間に出港しておりました。
そうとは知らずに呑気に木浦駅前の看板を収めるわし。



李芳根が見た光景を想像してみつつ、後でこれは実際の写真を見ることになります。

その後、フェリー乗り場に行ってみたところ、どうも閉鎖中らしい。事情がわからぬわしに日本語の話せるスタッフさんが説明してくれたところによると9時のフェリーは行ったばかりで次の24:00発のフェリーまで乗り場は閉鎖してしまうそうです。夜の9時くらいには開くから、その頃に来いと言われます。
しかし、ありがたいことに15kgの荷物を無料で預かってもらえるというので、わしは木浦駅に戻り(木浦の観光をするつもりがなかったので情報を収集していない)、どこへ行こうか検討します。

観光用のマップ(韓国の大都市にある地図で、おおむねハングル、英語、中国語、日本語が揃った観光用。多少、縮尺が怪しいところはあるけど見ていて楽しく、またわかりやすい。観光立国・韓国の心意気を感じます。ただ1つ難を言うとハングル表記も併記してもらえると実際の表記には日本語も漢字もないことが多いのでありがたいです)を見ていると木浦に近代歴史館が2つあるそうです。近代といったら日本とは切っても切れぬ関係の朝鮮半島。早速、見学に行くことにして、歩いていけそうなので、ぶらぶら出発です。

目印の歴史公園の麓(公園は山頂にあります)まで来ましたが、肝心の歴史館が見つかりません。唐辛子を日干しにしていたアジュマに聞いたところ、目と鼻の先でした。



この量の唐辛子をどれくらいで消費するんだろう…。秋の全国的なイベント、キムチ漬けの時に一気に使うのだろうか?

ここが木浦近代歴史館の1館です。朝鮮半島における日本による収奪の尖兵、元東洋拓殖株式会社・木浦支店の建物ですが、歴史的・文化的な価値を認めてもらい、歴史館として再出発したそうです。



内部は小さいながら木浦の開港の歴史と日本帝国主義による収奪や支配の写真などがメインで充実した展示で、731部隊の資料まであった日には驚きでした。どこの歴史館や記念館もそうですが、自国の歴史を学ぼうとする親子連れのお客さんがいて、近現代史について学校で教えない日本のお寒い実情は、ますます行く末を不安にさせます。

その後、2館の場所を聞いて、ぶらぶらと向かいます。休み時間だったろうに見えるところまで案内してくれた公民館(らしい)のお姉さん、カムサハムニダ! 実際、韓国の人たちは情に厚い方が多く、あちこちで助けてもらいました。わしはそのお返しに、助けられる方を助けました。

2館に向かう途中、お昼に食べたピンス(かき氷)。小豆餡とオレンジマーマレード、アーモンドスライスが載ってる贅沢な逸品。ピンスはどこでも、へたな定食よりよほど高く(5千〜1万ウォンくらい)、その値段の高さで敬遠してましたが、食べてみたら、氷が台湾のかき氷とよく似た細かさで口の中でふわっと溶けます。贅沢に載せられた小豆餡とマーマレードの組み合わせも良く、甘さと酸っぱさのハーモニーはもはやかき氷とは呼べぬ高級なデザートでした。


ちなみに韓国に行ったら、どこの都市でも見かけるパリ・バゲット(行った都市、全部で見た)で夏の名残にと思って食べた苺ピンスはこんなです。


大変美味しゅうございました。

朝鮮瓜もご馳走になって2館へ向かうわし。



甘くないハネージュメロンてところですか。この写真のは、わしが釜山で1個1千ウォンで買ったやつです。

木浦近代歴史館の2館。旧日本領事館です。



昨年末の日韓合意で撤去とか騒がれている少女の像と、そっくり同じ像が2館の麓にありました。



後で調べたら、この像は韓国の各都市で置かれている(しかも現在進行形で増えている)そうで、ソウルの日本大使館前のをどかしたからといって、クソの役にも立ちません。自国が犯した過去の過ちを真摯に反省したらどうですかね。くそったわけが。

内容は微妙に1館とダブることもなく、同量の資料が充実してます。なかなか見応えがあります。1館と2館は離れていますが、どちらの建物も木浦の近代史には欠かせない物ですから、散歩と思って歩きましょう。

さて、途中で見かけた銭湯に入ろうと思いましたが、手元にタオルがありません。しょうがないので、ここら辺で夕食を食べがてら、銭湯に入ろうと思い、タオルを買いに駅前に引き返します。ちなみに韓国ではダイソーも幅をきかせていますが、特に100円均一ではないようです。ただの安めの雑貨店て感じでした。

やっとダイソーを見つけてタオルを買い、銭湯に戻ったのが6時近く。しかし、わしの目前で出てきたアジョッシが無情に鍵をかけます。どうやら夜は営業してないくさいです。しかも、ご飯を食べようにも適当な店がない上、外灯が少なく、いくら韓国とはいえ、我が身の安全に不安が募ります。しょうがないので駅に帰りがてら店を探すわたくし。
その途中で「港こっち」みたいな表記を見つけたので、ぶらぶらと港へ。

結局、夕食に食べたのはヒラメかカレイ(違いがわからない女w)の刺身丼定食でした。



よくわからずにガンギエイ(ホンオフェ。世界で2番目に臭い)を頼もうとしたら、おばちゃんに止められたので、ほんとにこれは玄人向けのようですよ。

刺身丼は普通に美味しかったのですが、刺身はやっぱりわさび醤油で食べたいなぁとも思いました。もう豚+辛子醤油と一緒でDNAにすり込まれてるくさいです。

その後、駅に戻り、バスでフェリー乗り場へ。済州島までは約6時間ですが、個室は売り切れで20人くらいが雑魚寝の部屋以外はお高いスイートしか空いてません。泣く泣く雑魚寝部屋を買い、フェリーに乗り込みますが、乗船時の不自由さが、後に済州島→ソウルに至る際、たきがはに飛行機での移動を決心させたのでした(あと、船+列車の値段と比較)。

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