昨日は満月の上、皆既月食で、大潮で、水俣ではアカテガニの産卵も見られ、シーカヤックなんて体験もできちゃって、宴会も出るというお腹いっぱいな晩でした。
アカテガニというのははさみの赤いカニで大きさは10cmくらい(になるまで3年)で、ふだんは森に住んでいる。水俣では海辺でよく見られる。うちの中にいたりすることもあるらしい。6~8月、つまり夏の大潮の晩(つまり、満月か新月)、いちばん森と海が接近する時に波打ち際に降りてきて、タマゴを産む。1度に産む卵は3万個ぐらいで孵って森に戻るのはそのうちの1、2匹。
7時半ごろから観察を始めたけど、昨日は波がちと荒れ気味(あくまでも水俣では)で、カニもなかなか降りてこない。そのうちに月がのぼって皆既月食で、産卵のピークは9時頃だった。いままで波をかぶるとびっくりして引っ込んでたカニたちが、もうたまらんて感じで降りてきて、水の中で激しく身体を震わせ、また急いで陸に戻っていくのが見られた。
カヤックは、カヌーと勘違いしていたら、人の乗る穴が空いていて、ふさがっているのがカヤックだそうな。上がボートみたいに空いているのがカヌーというのだとか。
滅多に見られないものを見せてもらいました。今年は昨日が最後のチャンスじゃないかってことで、また来年。
帰りに住宅街を通ったら、狸に遭遇した。今度は間違いなく狸だった。猫よりも警戒してないので車にはねられそうだったよ。
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