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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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Last Episode 大団円〜散りゆくは、美しき幻の夜

戴宗、楊志を続けて失い、フォーグラー博士の娘、銀鈴や、大作をも犠牲にしなければならないのか、梁山泊・九大天王が一人、静かなる中条は、長官という安全な地位にいることに耐えられず、とうとう自らの必殺技、命と引き換えに打たれるというビッグバンパンチを大怪球フォーグラーに放つ決意をし、聖アーバーエーの手前で待ちかまえていた。しかし、スリープから目覚めた銀鈴がそれを止め、梁山泊ごと聖アーバーエーにテレポートするという大技に出る。彼女は大作に己の決意を話すとフォーグラーの中へサンプルとともに飛んでいってしまった。そして大作は、銀鈴を救わず、フォーグラーを倒そうとする呉学人の作戦に強硬に反対していたが、黄信に頬面をはたかれる。銀鈴の大テレポートは、確実に彼女の命を大幅に縮めるだろう。皆はそのことを承知で銀鈴を諦め、ロボとともに最後の決戦に挑もうとしていた。なおも納得できない大作にいちばん心を痛めているのが、恋人の村雨であることを告げる黄信。その村雨もフォーグラーの中にテレポートアウトしており、あわやバリアに突っ込もうとした銀鈴を救うも、その目前で灰と化す。そして銀鈴の身体は大テレポートの後遺症で下半身から徐々に消えつつあった。それでも銀鈴を犠牲にしたような作戦に納得できない大作に、黄信は剣で線を引き、「この線から一歩でも下がるな」と命じると、ロボの力を当てにできない絶望的な戦いに、花栄、呉学人、一清道人らとともに挑む。大作の目の前を、高らかに笑いながら幻夜が通り過ぎる。バシュタール現象の前に、地球最後のシズマドライブである聖アーバーエーもなすすべなしかと思われたが、上海での簡易バシュタール現象にヒントを得た呉学人は、シズマドライブが放つ暴走するエネルギーを阮三兄弟の共鳴によって利用し、フォーグラーさえ一時的に足止めするバリアを生み出すが、アンチシズマドライブの威力を上げられるとなすすべもなかった。最後の中央炉心がフォーグラーに倒されんとしたその時、大怪球を止めたのはジャイアントロボであった。大作は銀鈴を助けに行けないことを謝り、亡き父に「幸せは犠牲なしに得ることはできないのか」の答えは見つけられないから、今はできることをする、答えを見つけられるまで見守ってほしいと言って、ロボに大怪球をやっつけるよう命じる。そしてシズマドライブの暴走が生み出すエネルギーは、ロボに送り込まれて、フォーグラーを一撃でその現れた地点まで吹っ飛ばした。だが、大怪球の攻撃についに倒れてしまうロボ。大作は「ロボが呼んでいる」と感じ、足下に転がっていた壊れていないシズマドライブを三輪車メッサーシュミットに突っ込むと猛発進してロボの元に向かう。それを邪魔するのは血風連だったが、大作のそれまでの戦いに「真実とは問いかけ続けることに価値があると気づかせてくれた」と黄信が礼を言い、花栄、阮兄弟、一清道人らとともに大作を守り、道を切り開いてくれる。そして、ヒマラヤ山中で倒されたと思っていた鉄牛が最後の土壇場で大作を救い、ついにロボのもとにたどり着く。だが、フォーグラーも上海油田を爆破した攻撃を行い、一度は大怪球の外郭を楯にしたロボだったが、それも溶かされ、絶体絶命のその時、衝撃のアルベルトがロボと大作を救うのだった。ロボの猛攻撃の前についに地に堕ちるフォーグラー。絶望にうちひしがれる幻夜の前にサンプルを持った銀鈴が現れるが、その下半身はなかった。そして、サンプルを壊そうとする銀鈴を幻夜は撃ち殺してしまい、フォーグラーの自爆装置をオンにして、最後のサンプルをセットする。一瞬、地球を覆う暗闇、バシュタール現象の再来かと思われたが、BF団、国際警察機構ともどもシズマドライブ復活の報が次々と入る。そして、現れたフォーグラー博士の映像から、幻夜は父の目的が復讐などではなく、シズマドライブの欠陥を修正することにあったのだと知らされる。銀鈴を救わんとロボと駆けつける大作の目の前でその姿は失われ、間一髪、幻夜はテレポート能力を使って、フォーグラーを宇宙に放り上げる。大作の手元には銀鈴のイヤリングが残された。これら一連の行動を見守っていた孔明と樊瑞、地球静止作戦のお粗末な結果を笑い、ビッグファイアが実はサニーだったことを見抜いた樊瑞に、孔明は「GR計画」の始まりを告げる。そして、どこともしれぬ場所で、本当のビッグファイアが目覚めていた。国際警察機構にとってもBF団にとっても、最後の戦いが人知れず始まっていたのだ。その新たな戦いの中にも、ロボとともに大作の姿はあるだろう。「たたけ、ジャイアントロボ!」

怒濤の最終回。粗筋がむちゃんこ長くてごめんちゃい。しかもネタばれしまくってるし。
しかし見ていて思った。やっぱり、わしはこのLast Episodeがいちばん好きだ。いままでのたくさんの伏線を見事に回収し、しかもこれでもか〜と詰め込まれたエピソードの数々。ただひとつ、幻夜の悲しさを除けば、だが。思ったんだけど、幻夜が語るフォーグラー博士の最後、いちばん復讐心にかられていたのは幻夜だったんじゃないかな。その色眼鏡で見た博士ってまったくないとは言い切れんよな。しかし「言ってくれればよかったのに」という幻夜の嘆きはごもっともであろう。だが、ここから、いままでの幻夜はどこへやら、どうも10年前からあんまり成長してないっぽい幻夜が見える。当人も言ってるが、いみじくも大作に対するアンチのような存在の幻夜、大作がこの1週間(全7話で1週間の話)で飛躍的な成長を遂げた(その証拠に最後の「たたけ、ジャイアントロボ」はかなり凛々しい)のに比して、「お父さん、なんで僕にこんな恐ろしいものを残したの」と言ってしまうあたり、父を信じ、その遺言を守るべく戦う大作に比べてしまうとどうにもかっこがつかない。まぁな、親父が世界の破壊者と罵られ、人知れず、その破壊の地にこもり、気違いのような親父と一緒ときては大作のように真っ直ぐ、というわけにはいかんかもしれない。さらに追い打ちのように銀鈴撃ち殺しちゃうし。しかし銀鈴、「お父さまを信じてる」んでなかったのか? なんでこの期に及んでサンプルを壊そうとするのか?
大作のエピソードについてはおなかいっぱい、腹一杯、わし、満足。いままで親父燃えしてた「ジャイアントロボ」であるが、Episode 5から大作が上位に食い込んできたのは間違いないと思われ。もう、黄信にはっ倒されるところから熱い暑い。男の子、お約束だね(でもアムロみたいに「ぶったね! 父さんにもぶたれたことないのに!」と言わないところはより好感が持てる。いや、ぶっちゃけ、ファーストのアムロって好きじゃないし)。そして梁山泊の面々がやけくそ半分で最後の戦いに向かうあいだ、大作は迷い、フォーグラーにロボが潰されそうになってるのさえみーてーるーだーけー♪なわけであるが、まさに土壇場、危機一髪、ついにロボを動かすあたりの展開は、もう男の子って顔をしていて素晴らしく良かったです。そうなんだよ、大作、それでも立ち上がらなければいけない時があるんだ。Episode 5で銀鈴を助けようと「ジャイアントロボ、来い!」と叫んで幻夜を突き飛ばして、という展開もいいけど、ここは燃えるねぇ。さらに単身、フォーグラーと戦い、地に堕ちたロボの元に駆けつける、その決断の早さ、少年はこうして男になっていくのだよ、ちゅう展開が熱い。しかも血風連が大作の行方に立ちはだかると、梁山泊の面々(呉学人・長官以外)が次々に駆けつける展開の燃えること燃えること。いいなぁ、格好いいなぁ。今回、十傑集はほとんど出番ないからねぇ。前回は派手派手しかったんだけど、今回は梁山泊のが絶対に目立ってる。しかも格好いいぞ! さらにさらに、やっとロボの元にたどり着いた、最後に立ちはだかる血風連(こいつら、いったい、何人おるんか? しかし、いくら怒鬼の私兵とはいえ、梁山泊の好漢にかなわんという雑魚っぷりは、いままでさんざん国際警察機構の雑魚を見せつけられただけに爽快なシーンでもある。特に戴宗に匹敵する力の持ち主と言われる黄信・花栄の強さは短いながらほれぼれする。しかもこの二人、九大天王を辞した時のエピソードが「部下とともに死地に赴くのをモットーとする」とは、改めて格好良く、そんな二人の代わりに九大天王に収まった戴宗の兄貴の覚悟がまた格好良く、しみじみ、「格好良さ」をよく知っているアニメだと思うのであった。長い)を鉄牛が倒し、「これからは俺が守ってやるって言ったろう」って、格好いいよ、鉄牛! も、ほんとにほれぼれするよ。しかし、もろ鉄牛とわかるキャラが、聖アーバーエーの避難中に後ろ姿だけでも登場するのは蛇足だと思う。やっぱりここでいきなり鉄牛ってサプライズのが良かったと思う。そして、最後の最後に大作を迎える草間博士、熱いなぁ。でもこの展開、すごく好きだなぁ。いや、ほんと。
そして、衝撃のアルベルト、復活〜! どんどんぱふぱふ、おめでとうございます! てなもんよ。言ってくれる言葉が熱いじゃないか、「十傑集をなめるな!」とは。いや〜、中盤までのダンディさもいいんだけど、やっぱりこのラスト、惚れなおすね。しかし、衝撃の、幻夜のことを「こんな若造」呼ばわりしてるけど、大作はもっと若造なんだが…これは、幻夜が私情でBF団を動かしたのがそれほど許し難かった(前の回でも樊瑞が「許さん!」とか言って、エマニュエルの写真、殴ってるし。よほど十傑集には「私情で動かすべからず」という鉄壁の掟があると思われる。Episode 5でも幻夜を責めてたしな。世界征服を企む親父たちは案外、潔癖なんである)んであって、大作はたとえ子どもでも国際警察機構の一員と認めてるってことだな、うん。しかし最後に「なぁ、戴宗」ってのは泣ける(´Д⊂ヽ 宿敵だったけど、よほど未練が残ってるんだろうなぁ。
今回は中条長官もよござんした。つーか、これがなかったら、あんまり好きなキャラじゃなかったかもしれない。それぐらい、いままでの長官は「静かなる中条」の名に恥じない動かなさっぷりだったわけであるが、「静かなる」って二つ名は、もっと早くに出しておいた方が良かったかもしれない。しかし、ここで長官に惚れなおすのもありか。

久しぶりにじっくり見て、特典も堪能した。いろいろ言われているPS2のゲーム、できはともかく「かざま(くさまが正しいのは言うまでもない)大作」って、ありか〜?! しかし、へたに立体化するよりセル画のがやっぱり格好いいと思うなぁ。なんか動きがたるかったのも購買意欲をそがれる。それ以外では「スパロボ64」が気になる。ううむ。しかし「スパロボ」はやり出すとやったら長いからなぁ。手を出したくないんだよなぁ。うちの64は「オウガ」と「エルテイル」のためだけにあるんだし。ただ、「スパロボ64」には「Gガン」も出てるからなぁ。東方不敗マスターアジア対アルベルトって、すごい豪華なんだけど、64は声がないから、秋元ぼいすが聞けない…orz だめじゃん。

またそのうちに見たら書く。何回見てもいいアニメだ。

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