Episode 1でまずは名称だけ登場した「バシュタールの惨劇」が語られるエピソードですが、楊志と一清が初登場とか、当エピソードだけのダイジェストパートなんかもあって相変わらず盛りだくさんな「ジャイアントロボ」です。
そう言えば、どこかで突っ込んだ気がしないでもありませんが、Episode 4や6でアルベルトや樊瑞が「BF団を私怨の道具に使って!」と怒ってましたけど、大怪球フォーグラーの登場時にちゃんと言ってるじゃありませんかねぇ。何であれはスルーしたんや。あるいは十傑集の方々が登場したのはEpisode 6が初ですが、時間的には当エピソードにもかかってきてたんでしょうか? まぁ、いまさら突っ込むのも野暮ですが。
まだまだ守られモードな大作、今回はロボをオートガードで動かし、宿敵アルベルトの戦いで忙しい戴宗の兄貴をピンチに陥らせ、呉先生・銀鈴・鉄牛の3人でもイワンを仕留め損ねて逆に人質にされたりと、いろいろ忙しいです。主人公だし。1対3でB級エージェントのイワンを倒せなかったのに、Episode 4では一清・銀鈴でアルベルトから大作を取り戻していたのはやはり一清の技の広さが有効だったんじゃないかなぁと思います。攻撃一辺倒の鉄牛と、防御に特化してる呉先生では難しかったんじゃないかと…
まぁ、結果的に大作はバシュタールの惨劇について、世間一般で言われていることは知ったわけですから、結果オーライな感じですが、わしは大作が子どもでも、最強のジャイアントロボを操る国際警察機構のエキスパートである以上、過去のことを知らないではすまされない派ですので、あんな形でイワンに知らされたことを嘆く前に、呉先生でも銀鈴でも、あるいは登場していない別のキャラでも、誰かが教えておくべきだったと思います。まぁ、できたら真相も併せて教えてあげればなおよしです。
わし的には、前のエピソードで銀鈴とデートし損ねてがっかりな鉄牛が、大作を庇うついでに銀鈴も庇えて(鉄牛的には逆かもしれませんが)思わず鼻の下を伸ばしちゃった一瞬のカットが買いでした。まぁ、この後で美味しいところはより広範囲をカバーできる呉先生に持ってかれちゃいましたからね。
後は初めて聞いた時から大好きなエンディングテーマが静かな打楽器から入って盛り上がるのを聞いていたら、わしは打楽器が印象的な音楽に弱いんだなぁとしみじみ聞き入りました。生演奏で聞いてみたいわ…
そう言えば、当エピソードで「大怪球の弱点に気づいた」という村雨が、なんでEpisode 5まで再登場しないんだろうと思ったら、パリを廃墟にした大怪球のエネルギーフィールドとかいう最大攻撃に巻き込まれて、再生に時間がかかったからなんでしょうね、きっと。あと、半分くらいはシズマが動かないから歩いてそうですが、雪の上を猛ダッシュしてたんで、走ると速いのかもしれません。それでも何千キロもあると思うんで移動も大変じゃったんだろう…
そうそう、アバンでもカットが削られ(横長だからGR3まで入らない)、本編には登場さえしないGR3が、当エピソードのオープニングにいたのを見つけたのは嬉しかったです。
まとまりもありませんが、こんなところで。
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