というわけで見始めたEpisode 1ですが、このままEpisode 4で終わらずに、Last Episodeまでなだれ込む可能性も低くありません(爆
久しぶりなんでオーディオ・コメンタリーで見ましたが、大作役の山口勝平さんと銀鈴役の島本須美さんという、なぜか、これだけ声優さんです。あとはスタッフばっかり。一応、全部聞いたんですけど、「格好いい」を連発するお二人のコメントが素直に好きで、これがいちばんおもしろかったです。暴露話よりも。そのくせ、裏話もちょこちょこ満載で、島本さんが銀鈴のミニスカチャイナを贈られて、当時は着られたとか、新しいエピソードの収録に入る前になると今川監督から山口さんに「明日は誰と誰が来るから」というプレッシャーの電話が入りつつ、そのフォローのように収録後はご飯を奢ってくれたとか、「格好いい」とか「好きだ」のあいだに入る話が楽しいのでした。まぁ、実際のところは、「格好いい」と言ってる当人たちがいちばん格好いいわけでして、それだけにわしは、山口さんが「宝物のように思っている」と言ってくれたのが嬉しいし、
オールナイトイベントで「自分の代表作の一本だと思っている」と言ってくれたのも嬉しかったです。
あと、毎回のように書いてますが、話が進むにつれてシリアスさが増すなか、ほのぼのする唯一のエピソードでもあるんで(中盤の大作、銀鈴、戴宗、鉄牛のやりとりとか)、その明るさもいいなぁと思いました。
初登場時の大作の傍若無人さ(鉄牛や銀鈴に「もっと速く」とか言っちゃう辺りとか)なんかも、後々のエピソードの成長ぶりを知ってるだけに、これまた少年らしくていいですな。
それと兄貴な戴宗が、自分に課している一歩引いたところを、宿敵・衝撃のアルベルト相手には無遠慮で、ちょっと悪役顔になっちゃうところがいちばん戴宗のシーンでは好きだったりします。世間一般では兄貴な戴宗に人気があると思うんですけど、そういう意識的にか無意識に課している枷を取っ払ったところのが好きだなぁと。だからこそ、Episode 4で戴宗と決着をつけたのに、アルベルトは納得がいかなかったわけでしょうし。戴宗の気持ちはアルベルトよりも電磁ネットワイヤーを守ることにあったわけでしたから。
まだまだ話も序盤なので、各キャラクターがけっこう好きなように動いている、後のエピソードに行くほど、そうはいかなくなるなか、まだまだ自由でいられる、そう思うと当エピソードは貴重なんですなぁ…
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