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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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青面獣の楊志3

いよいよ本命のEpisode 4です。

前回のラストでロボ対ウラエヌスMk II、ロボ対フォーグラーの戦いを見守るだけだったエキスパートの皆さん。しかし、ジャイアントロボが大怪球の前に倒れ、地に墜ちたところで、真っ先に動いたのは楊志でした。


電磁ネットワイヤーを持ち上げる姐さんの勇姿。

彼女と戴宗の一喝で一清と銀鈴は我に返り、大作を救うべく動き出します。こういう判断の速さっていうの、九大天王にひけを取らない度胸の良さは、楊志ならではだと思うんだ〜
一清は即座に動き出し、エキスパートたちにグレタガルボに避難するよう伝えますが、銀鈴はフォーグラー博士の姿に動けません。なにしろ前回のラストで「お父様」って言っちゃっいましたからね、世界の破壊者(この時点では)フォーグラー博士の娘かよッ?!って突っ込んだ視聴者も多かったかもしれません。Episode 2でイワンが涙ながらに語るバシュタールの惨劇を思うと、その複雑な心境は測りしれません。ましてやラストまで見てると、その動揺たるや、かなりのものだったのだろうと思いますが、戴宗が何か全部わかってるって顔で「どうした?」って言うものだから、銀鈴、気を取り直して、表情も凛々しくなって一清の後を追います。
こういうことがさりげなくできてしまう戴宗、27歳とは思えぬ老成ぶりです…

ですが、楊志が電磁ネットワイヤーメカを木に縛りつけたところで行こうと戴宗に促すと、兄貴は頼みがあることを告げるのでした。


兄貴の言葉に、何か感じるところのありそうな姐さん


戴宗から楊志へ、楊志から大作と鉄牛へ、確かに受け継がれた思い(一清は立派な大人だし、銀鈴はむしろEpisode 5に入るとフォーグラー博士の最期を知って動揺してしまうので、大作と鉄牛)

さて、たきがはの妄想はここら辺から始まります。ここから話が前後するのでご注意。

この後、グレタガルボに避難した楊志は、大作が「ジャイアントロボはもう言うことをきいてくれないんだ。ぐしぐし」と泣いているところに一喝します。「何でうちの亭主があそこで頑張ってるのか」と言って、初の夫婦宣言です。まぁ、大作や銀鈴、鉄牛たちには戴宗が一人、上海に残ったことの方が大きいので、作中ではキャラクターたちは2人が夫婦であることは知っていたと思うんですけど。
ただこの2人、一応、設定ではドミノ作戦の時に結ばれたことになってるんですよね。ドミノ作戦というのは、言わずとしれた眩惑のセルバンテスが戴宗に倒され、衝撃のアルベルトの右目も奪ったという未公開エピソードの1つです。ただ、なにしろ相手が十傑集(「十傑衆」は「地球の燃え尽きる日」の方じゃったよ…)2人ですから、いくら戴宗が九大天王とはいえ、そうとう苦戦もしたはず、なにしろアルベルトとセルバンテスは盟友として、共同作戦を採ることのない十傑集の中でも例外的に組むことがあった、なんて言われてるくらいです。気のあった十傑集2人の攻撃はアルベルト1人よりもよほど恐ろしいものだったはずです。しかも、この時に戴宗と楊志が結ばれた〜?! 妄想はだんだん膨れ上がるわけです。
さて、わしが考えたのは、楊志が戴宗のピンチを救ったのではないか、というわりと誰でも考えつきそうなアイデアでした。そこに楊志が「青面獣」とあだ名される青い肌の理由もつけたらいけるんじゃね?と、たきがは初のアニメ二次〜?!となるかと思われましたが、まだ書いてないんだ…(´・ω・`)
どうせアイデアだけなんで書いておきますと、楊志は戴宗の命を救うため、輸血を敢行したものの、自身の血液が足りなくなり、逆にピンチに。人工血液が輸血されたけど、まだ未完成なんで青い血になってしまった。戴宗は以前は彼女の強さ(性格的にも腕力的にも)を疎んじていたけれど、楊志の見せた優しさに惚れてしまいます。で、めでたく2人はカップルに、という展開だったわけです。楊志が上に着ている毛皮を脱ぐと、左胸に傷痕が見えるわけですよ。そこら辺も妄想の助けになってるわけです。作中で楊志が傷を負うのは、Episode 4のみだからね!

長いので一休みでもしなせぇ。 ( ´∀`)つt[]

しかし、わしの妄想はさらに膨らんだ。

グレタガルボの中で銀鈴が「たとえ死んでも悲しむ人などいないから、どんな作戦にも耐えられる」という戴宗の台詞を引用するシーンがあります。実は脛に傷持つ身であるエキスパートたちの壮絶な過去を想像させる台詞でありますが、妻帯者である戴宗が、まさか楊志が悲しまないと思っていたはずはありますまい。
ですが、戴宗は九大天王です。いつ、BF団との戦いに赴き、倒れる日がこないともわかりません。そのことは、楊志も承知していたはずだと思います。
だから、わしは考えました。

「いつ死ぬかわからねぇ俺だが、生きているうちは、おまえと一緒にいたい」なんて兄貴が姐さんにプロポーズしたとしたら、どうよ?! キタ━(゚∀゚)━!!!!!

でも楊志の肌は青いじゃないですか。人工血液説が濃厚なたきがはのおつむの中ですよ。姐さんはきっとこう返すよ。「あたしは子どもも生めないような女だけど、それでもいいのかい」って。 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

で兄貴が応えるのよ。「いいさ、そんなこと。お互い、どこで倒れてもおかしくねぇじゃないか」みたいに! キタキタキタキタキタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡(゚∀゚≡(゚∀゚≡(゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!! 自分の妄想でもえられるのがオタクだ!


きっと、こんな顔で楊志は戴宗のプロポーズを受けたに違いない!(正しくは戴宗と楊志、今生の別れのシーン ・゚・(つД`)・゚・)

なんでかっていうと、楊志が大作に「ほんの少しのあいだだったけど、あんたはあたしたちの子どもだったよ」って言ったからなんですが、楊志の言動って、銀鈴や鉄牛にもおっかさんぽいじゃないですか。

戴宗と楊志には子どもがいない(事実)

実は夫婦には子どもができないのでは?(妄想)

そのきっかけはドミノ作戦の時に違いないッ!!!(妄想)

戴宗のプロポーズに戻る。

しかし、実際のところ、鉄牛は楊志と同い年ですんで、でかすぎる息子です。「鉄牛(リンク先はその記事)」語りをした時に、鉄牛にとって戴宗はこうあってほしかった理想のお父さんだったのではないかと言いましたが、お父さんの奥さんはお母さんなのよ! つまり、鉄牛は楊志を「姐さん」と呼んでいるけど、心情的にはお母さんだったと思うんだよ!
そんな、でかすぎる息子ではなく、もっと子どもらしい大作が現れた。と言っても、楊志と大作は13歳しか離れてないので、これも親子には無理がありますが、鉄牛よりはよほど子どもらしいので。
となると、きっと戴宗は、無意識のうちに自分に父親を見つけてしまう鉄牛に親離れを促したのではないか。そんな戴宗と鉄牛の関係を楊志が知らなかったはずはありません。
そうすると、鉄牛が大作に見せる子どもっぽさは、銀鈴と仲がいい、のほかに、戴宗と楊志も取られちゃうって意識があったかも? そこまで子どもっぽいかなぁ? うん、Episode 1の鉄牛とか。

この後、グレタガルボにコ・エンシャクが攻め込み、楊志と一清はエキスパートに号令をかけ、打って出ます。


鉄牛にブリッジを守れと命じる楊志に、戴宗がだぶります。いや〜、似た者夫婦と言われる2人ですが、まさか顔の造型も同じとは… 恐れ入ります。


銀鈴に「たとえ命を落としても」大作とケースを連れて逃げろと言う楊志。銀鈴がそうしなかったのは、フォーグラー博士と、兄の出現により動揺していたためと、大作とケースが銀鈴の手元に同時になかった(ある時はブリッジは無事だったし、フォーグラー博士に姿を変えた幻夜が攻めてきた時も最初はケースだけ。後はどっちからも遠い)ためだと思いたい。たとえ自分の命をかけてでも、楊志の思いを無にするような銀鈴ではないと信じてるから。


大作に「あたしと亭主の子どもだったよ」と告げ、さらに「いい大人になりなよ」と言う姐さん。・゚・(つД`)・゚・


しんみりしちゃった大作と銀鈴を、逆に笑い飛ばす楊志。2人の表情から、楊志が手加減なしでたたいたところもうかがえます。


でも攻め込む時にはまじな顔なんだぜ。


で、先手は一清の術の助けを借りた楊志が取ったんだけど、なにしろ相手は規格外コ・エンシャクです。コ・エンシャクの左に浮いている無数のきらきらが一清のかけた術の名残(楊志の鏡像を作った?)。


どれぐらい規格外かというと、楊志の棍が胸を突き刺しているのに平気の平左で、首が180度後ろに向いちゃうぐらい(←よくわからない)。
つまり、楊志にとっては完全に後ろをとり、一撃で倒したはずだったんだけど、全然効いていないというぐらい規格外なわけですよ。

この後、楊志は壁にたたきつけられ、エキスパートたちも皆、倒され、最後に残ったのは楊志と一清のみという戦いとなってしまいます。それも楊志も押され気味。
とうとう楊志と一清は、コ・エンシャクの狙いがブリッジだと知ってますから(たぶん、陽動もしてるんだと思うんだけど。幻夜がブリッジに攻め込んでいることはわからないはずなので)、ブリッジだけ切り離す作戦に出ますが、それは一清が「すまん!」と言っていることからもわかるとおり、楊志を犠牲にせざるを得ないものでした。

でも、すでに墜落しかかっているグレタガルボ、ブリッジを切り離す装置が1つ動かず、内部の爆発に一清が墜落してしまいます。楊志はそのことに気を取られ、コ・エンシャクの動きを封じ込めていたのに、逆転されます。


コ・エンシャクの鞭に息も絶え絶えな様子の楊志。ですが、ブリッジでの戦いは知らなくても、ロボが動いたことで何かあったのは察した様子。「いいよ、ロボ。もう少しの辛抱だ。あたしの代わりにしっかりとみんなを守ってやんなよ!」と後を託します。楊志にとってはロボも息子のような台詞です… ・゚・(つД`)・゚・息子(大作)の親友だからな!

こっから、涙なしには見られないんだぜ!

突然、楊志の棍がコ・エンシャクを貫き、いつまでも離れないブリッジを離そうと、楊志は最後の力を振り絞ります。一清が墜ちたこと、いつまでも離れないブリッジに異常を察したのでしょう。
さすがのコ・エンシャクにも止められません(止めません?)。

「生きろー!」と鉄牛、銀鈴、大作の名を呼ぶ楊志。おっかさんには、きっと3人には3人とも言いたいこともあったろう、してやりたいこともあったろう。でも、おっかさんはもういなくなってしまう。もう何もしてやれることも言えることもない。だから、せめて楊志は最後に「生きろ」と言ったのでしょう。諸々の、たくさんの思いを、その一言に込めて。楊志はきっと、いつでも前向きで、パワフルで、アグレッシブな女性だったと思うから。

楊志のおかげで離れていくブリッジ。


ですが、コ・エンシャクから逃れる術を持たない楊志に、コ・エンシャクは剣を振り下ろします。楊志は棍に仕込んだ刃でこれを受けようとしますが、同時に起きる爆発。これは仕込み刃というより、本当に最期に使う命と引き換えの切り札だったのかもしれません。

Episode 5で、楊志の棍の先が見つかり、Episode 6では一清により楊志の死が確定します。 。・゚・(ノД`)・゚・。ウエエェェン

Last Episodeでは夫婦仲良く、大作応援団となって現れますが、まぁ、あれは幻だからなぁ。 。・゚・(ノД`)・゚・。ウエエェェン

というわけで、楊志語りはひとまず終了。わしはEpisode 4の主人公は戴宗と楊志!と信じて疑わないので、相変わらず熱苦しい語りとなりましたが、気がついたら、2010年は1回も「ジャイアントロボ The Animation〜地球が静止する日」を通しで見ていなかったことに気づいたので、そのうちに通しで見直したいと思います。

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