バベルの籠城 第２９話

なんか新連載づいてるREDですが、この作者の目の描き方が嫌いだったんで、最初から読まずにスルーです。前の連載もどの話もパターン一緒で飽きるし。

そういや、同じ秋田書店の「ボニータ」で読者プレゼントの当選者の水増しやってたけど、同じ秋田だし、これも疑わしいよね？　おいら、一回も当たったことないし　←　当選者１名のしか応募してないのを棚に上げて言う。
前号のラストをフィードバックするような始まりからスタート。

銀玲の持つ弾丸でのテレポート（そういや、この力のことは口外しちゃいけないはずだったんですが、幻夜の与える罰というか不幸が「せっかく１０年間親子の情を温めあったアルベルトとサリーが、サリーの記憶が奪われ、あろうことかまた歳を戻され、今度こそ大作くんのお嫁さんになるのを実行する、当人にはとってもハッピーエンドだった」ら、今川監督をソンケーする　ヽ（ﾟ∀ﾟ）メ（ﾟ∀ﾟ）メ（ﾟ∀ﾟ）ノ）でバベルの塔へ向かう大作、ヒィッツカラルド、鉄牛、銀玲。
それを見送った呉先生、花栄、黄信が見たのは、テレポートというたぐいまれな力の発現と、謎の２人組、鉄牛と銀玲の残した影があろうことか衝撃のアルベルト親子そっくりだったという事実でしたが、その謎解きはもうちっと先のようです。まぁ、２ちゃんのジャイアントロボ・スレも衝撃のの出現でえらく盛り上がったんで（今号のはまだ読んでないんですが）本命はやっぱり最後だよね、ということで、さんざん格下げされちゃった十傑衆が、やっぱり強かったのだということで三獄死の三人との対決のが先に進みそうです。

もちろん大作のあるところにジャイアントロボありですんで、銀玲のテレポートにはロボも巻き込まれてますが、巻き込まれたっていうより、一緒に飛んできた、の方が正解な感じです。

バベルの塔では前回、十常寺の鐘に三獄死は閉じ込められてしまっていました。力ずくで脱走をはかろうとする三獄死ですが、巨大化した鐘は頑丈でひびは入っても割れません。そのうちに赤影の「始末をつけてやってくれ」の言葉とともに鐘は元の大きさに戻り、中の３人を押しつぶしたか、喰ったか、描写がないのでよくわかりませんが、片づけたかと思いきや、十常寺の頭半分を吹き飛ばし、鐘を割って三獄死が脱出します。

なにしろ呂布に吸収されても復活した連中です。一筋縄では倒されないというか、馬超とか黄忠であんだけ長くかかったのに、関羽、張飛、超雲の３人がそんなに簡単に片づくはずはありませんけどネ！

これで４対３だったのが十常寺が倒されたことで３対３になり、十傑衆に再び襲いかかります。

大作たちがバベルの塔にテレポートアウトしてきたのは、まさにこのタイミングでした。

もちろんバベルの塔で籠城するライセと劉備も、大作たちの登場を察知します。さすがにラスボス、ライセはテレポートの存在を知っていたようですが、その力までは持っていない様子。
でも劉備の言うとおり、直接、ライセの部屋へ行けなかったのは「運のつき」なんですが、そう都合良く行ったらおもしろくないのも世の常ですんで、この先の展開を楽しみにしましょう。ていうか首洗って待っとけ劉備！

その間にも壊されたところをせっせと修復するバベルの塔さん。

大作はそのことに驚きますが、毒を受けた手が痛み、鉄牛たちを探しに行きます。でもロボを置いていくのはやめて　(´･ω･`)

その時、大作の背後に迫った影を追い払ったのは苦無でした。庇ってくれたのは赤影です。前号でヒィッツカラルドが「命令だから大作を守る」って言ってたじゃないですか。その徹底ぶり、たとえ命をかけても大作を守るというビッグ・ファイアへの忠義っぷりが泣けるんですよね、十傑衆の皆さんは（ ´Д⊂ヽ

いきなり王手を取りに来たのは関羽です。個人的にこの登場は意外でした。わしは関羽というのは劉備・張飛との三人組のなかでも最強だと思ってたんで、この３人（関羽、張飛、超雲）のなかでは最後だと考えてたんですよ。ただ、赤影、怒鬼、幽鬼、十常寺のなかで誰が最強って言われるとわからないんで、誰を持ってくるのかは考えてなかったんですが…

大作を庇って傷を負った赤影でしたが、「こんなものは傷のうちに入らん！！」と強気な台詞。

しかし、関羽も悪人なんで、十常寺の遺体を蹴飛ばして、「こうしてくれよう！！」と挑発的です。

前号でヒィッツさんにお灸をされちゃった大作ですが、やっぱり十傑衆を頼みにする気持ちは失せていないようで、十常寺の死に怒り心頭、ロボを召喚して関羽を襲わせます。しかし、そこは関羽雲長、ロボの攻撃を矛だけで受けちゃうんですから、ただ者ではありません。むしろ、反撃されて倒れちゃうロボを「でかいだけで大した事はないな」とか言っちゃったり、余裕綽々です。畜生〜 (´･ω･`)　おまえらなんか、ロボのエネルギー吸収が働けば大したことないくせに〜 (´･ω･`)

憤る大作をなだめる赤影。大人だなぁ、十傑衆の皆さんは。

関羽は「ロボとやらと力比べでもするか？」と完全に見くびったようなことを言ってますが、「だが　その前に！！」と矛を一閃、現れたのははぐれたヒィッツカラルドでした。

OVAでは「助けて…」「辛いだろう」と殺し殺されの関係になっちゃった赤影とヒィッツカラルドでしたが、ここは戦友同士、対等な関係のようですネ。
で、ヒィッツさんは鉄牛と銀玲を探していたと言うんですが、これに赤影が「俺の大技をコッソリ見ようとしててだろ？」と突っ込み。それに「そんなヤボじゃねぇよ」と返すヒィッツさん。赤影とヒィッツカラルドでカップリングを妄想してる皆さんが喜びそうな展開なんですかね、これ。

激動のカワラザキのように命をかけた大技に、ヒィッツカラルドに再会できた喜びもつかの間、緊張してそうな大作ですが、赤影は「お前は黙って自分の毒を治せばいい　そのために幽鬼（超雲が相手っぽい）も怒鬼（こっちは張飛）もどこかでこいつらと戦っている」と返します。うっ…　赤影むっちゃ格好いいやん！

関羽との相討ちをほのめかして、「あとは頼むぞ！！」と始まる赤影vs関羽戦と、大作を抱えて逃げるヒィッツカラルドで、以下次号！

今号では力の一端を示しただけであっさり倒されちゃった十常寺でしたが、OVAの設定資料集とかを鑑みるに、わしは死なないという一点において、十傑衆一のやりにくい相手なんじゃないかなぁと思ってるので、戴宗がかつて死んだのとは別の意味で十常寺の死を信じておりません。なにしろ「命を自在に操る」のが二つ名の由来だったはずですので、苦戦する幽鬼を助けるために復活、二人がかりで超雲を倒すという熱い展開を期待したいところであります。何で怒鬼じゃないのかっていうと、原作「闇の土鬼」で最強のキャラだったんで、やっぱり力の張飛とは対等に戦ってもらえたらいいなぁと願うからですが、そこは今川監督のさじ加減、どうなることか、楽しみに待ちたいと思います。

• ジャイアントロボ
• CM(1)
• 2013/08/24 Sat.