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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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チビチリガマ・シムクガマ・さとうきび畑の歌碑

行き方:28、62、228番線に乗車(それぞれ出発地が違うので注意)、波平バス停で下車。
チビチリガマは来た方向に戻り、交差点も渡って丸大というスーパーマーケットを通り過ぎた次の交差点を右折、その次の十字路に「さとうきび畑の歌碑」という看板が立っているので直進、そのうちに「チビチリガマ参拝者優先駐車場」が見つかったら(歩道は進行方向の右手のみ)右折して、階段を下りたところにあります。内部の見学は不可。
歌碑はチビチリガマからさらに進んで看板の案内どおりに右折、左折すると見つかります。
シムクガマは下車したバス停で道路を渡り、住宅街のなかを歩いていくと(要地図)シムクガマの案内が見つかればしめたもの。草地を掻き分け、森の中にあります。

8月15日の敗戦記念日、1日だけの夏休みをもらったので、せっかくの敗戦記念日、うちでごろごろしてるのももったいないし、どっか行こうというわけで思いついたのがチビチリガマでした。調べてみたら泊高橋からバスに乗れ、およそ1時間くらいだそうです。先日の辺野古行きに比べたら半分以下の時間で行けるので、久しぶりに糸満方面も考えましたが、やっぱり時間かかるんで読谷村行きに決定。で、調べていたら、チビチリガマは何しろ集団自決をさせられたところですんで内部には入れませんが、すぐ近くのシムクガマでは、アメリカ帰りの二人のおじさんがいたおかげで1000人以上の避難民が助かったという話がクローズアップしてきたので、せっかくだから一緒に見学させてもらいに行くことにしました。で、現地で見かけた、さとうきび畑の歌碑も併せて見学です。

バスを降りて適当に歩きましたが、当然、チビチリガマは見つかりません。仕方ないので携帯のテザリングを起動し、あいぽんちゃんをネットに繋ぎますが、Googleマップがアプリ入れないと使えない不便な環境になっていたので、ダメ元であいぽんのデフォルトで入っているマップを起動したところ、ネットに繋がなくてもちゃんと現在地を把握してくれたので以降、これに頼ることに。意外と使えるでねぇの。
で、マップによるとチビチリガマは来た方向に戻らないといけないことが判明したので日射しが出たり隠れたりという微妙な陽気でしたが、とぼとぼ(気分的に)と丸大というスーパーまで戻りまして、さらにそこから歩いて10分くらいでしょうか(時計見てない)。「チビチリガマ参拝者優先駐車場」を見つけたので右折すると、そこがチビチリガマへの入り口でした。
もっとも事前の調査で内部の見学は遺族の意向により不可とのことでしたので、おとなしく平和の碑を撮影して帰ります。

右手がガマの入り口でたくさんの千羽鶴が。左手の高台が碑があるところです。


戻ってから、ついでにさとうきび畑の歌碑も見学させてもらおうと思いましたが、見つけた看板に「300m」の文字が…。けっこう暑いのでどうしようかと思いましたけど、まだそこまで疲れてなかったので行きました。そこから300mだったのか、さらに右折して、左折したのでもっと歩かされたような気もしましたが、たどり着きました。

歌碑。


そういや、歌は聴いたけど、全体撮り忘れました。暑くてそれどころじゃなくなってた… あと晴れてるとあいぽんちゃんの画面が見られないのでうまく撮れたか不明。
歌はけっこう長かったですが、多少、音割れしてますけど全曲聴けます。

ただ、聴いていて思ったんですけど、作詞作曲の寺島尚彦、1930年生まれの軍国少年だろうに、
むかし海の向こうから
いくさがやってきた
という部分はあかんだろうと思いました。
沖縄の人びとにしてみたら、「やってきた」としか言いようがないのかもしれませんが、作詞者は本土の人間じゃないですか。自分たちの起こした戦争で沖縄を巻き込んでおいて「やってきた」はないだろうと思うのです。まぁ、軍国少年に戦争責任があるのかと言われるかもしれませんけど、やっぱり免罪されちゃいかんと思います。

あと、歌が思っていたよりずっと長くて、フルで唄うと10分以上の大曲だそうで… たぶんフルバージョンかかってたので、道理で腰が痛くなったわけだ… (´・ω・`)

歌を聴いたら丸大まで戻り(お盆の最終日のため、どこの店もしまってるから)、水分補給と腹ごなしに買い物しましたが、イートインコーナーはなかったので外で立ち食いです。あんまり食欲なかったんでこんぺんとソルティライチ。
で、再びテザリングを立ち上げ、シムクガマの位置を検索、今度はバス停の方だというんで、とぼとぼ(比喩)登っていきます。
で、適当に裏に入り、住宅街のなかを歩き、たまにマップで見て方向を確認、すると前方に親子連れの姿があり、交差点を横切っていったので、わしもそこまでたどり着くと、シムクガマの案内があったので、虫避けにミント塗って(スプレーが出てくれなかったため)草むらに踏み込みます。この時、暑さのために短パンだったことを後悔するぐらい、草が生い茂ってましたが、幸い、切られるような葉ではありませんでした。ただ、蚊に刺されたので虫避けと虫刺されの薬は必須です。
草むらを越えたら森に入り、気温が下がります。だいたい、沖縄は日射しこそ殺人的ですが、日陰に入ると気温がぐっと下がるので何とか過ごせるのです。なんで最高気温はたいがい、本州より低いです。そういや、新潟の最低気温が30度とかニュースになってましたけど、何ですかあれ… (´・ω・`) 生きていけんわ。
完全な山道を下っていくと、やがてシムクガマに到着。いつものようにサンダルで行きましたけど、運動靴推奨な気がします。

入り口。


奥。


なにしろ住民の1/4が殺されたという沖縄戦で死者が出なかった稀有なガマです。見学は自由ですが、洞窟探検装備じゃないと無理っぽいです。
あと、そういう歴史の違いかもしれませんが、うっそうと生い茂った木の陰にあったチビチリガマに比べて、シムクガマは入り口に湧き水があり、開放的な雰囲気でした。

おまけ。

ドラゴンフルーツ。


見た目に反して味は地味。

ススキ。


立秋も過ぎたせいか、トンボがわんさか飛んでました。

月桃の花と実。


意外と独特の匂いはせず。マーガレットの臭さは何なんだ。

この後、残波岬まで足を伸ばしてみようかと思ってましたが、暑さでへばったので(翌日、仕事だし)また28番線に乗って帰りました(泊高橋行くのはこれだけ)。

またどこか行こうと思います。

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